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茨木高校、その3

 文部科学省の定める指導要領によると、高1で数IAを学び、高2で数IIB、高3で数IIIを学ぶようになっていると思います。
 それに対して私立の中高一貫校では中3で数IAを学び始めるので、同じように数IA、数IIB、数IIIに1年ずつかけても高3の1年間を演習に充てることができます。
 この差が非常に大きいので、公立に2つの動きが起こりました。
 一つは公立版の中高一貫校を作るということです。
 もう一つは数IA、数IIB、数IIIにそれぞれ1年かけるのをやめて、その期間を縮めるということです。
 どちらも、全範囲を学び終えた後に行う演習の期間を確保するということが重要なポイントです。
 
 もし、このどちらも採用しなかったらどうなるでしょうか?
 
 それこそが茨木高校が直面している問題です。
 
 新しい単元を始めて学び、その瞬間にそれに関する入試問題が解けるようになるなどということはまずありません。
 一旦全部を入れてから、今度はそれを引き出したり、組み合わせるトレーニングをして初めて使えるようになるのです。
 それが演習です。
 もちろん新しい単元を学びながらも演習をしますが、それは入れるための演習で、出すための演習ではありません。
 ですから、早く全範囲を学び終えるということが大切になって来るのです。

 ところで、この「早く全範囲を学び終える」ための2つの方法、すなわち、中高一貫校にするか、学ぶ期間を短縮するかのうち、後者に対しては問題があると私は考えていました。
 それは、その方法を採用している高校の生徒が、授業中に集中力をなくすことが多かったからです。聞いてみると睡眠時間が非常に短いのです。
 どうしてでしょうか?
 これらの高校の先生たちは、中高一貫校に対して進度が遅れていることを知っています。
 だからどうするのでしょうか?
 まず宿題を増やします。
 次にコマ数を増やします。
 さらに強制参加の補習もします。
 生徒は自分で考える時間がどんどん取られ、追い詰められていきます。
 これを見て、「そんなやり方はダメだ!」と主張していたのです。

 でも、今は考え方が変わりました。
 素晴らしい方法を見つけたからです!

 それについては、また次回書くことにします。
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茨木高校

 大坂の香里園の友人に会いに行って来ました。
 約40年ぶりに香里園に行ってみると、景色が全く変わっていて、結局右も左も分かりませんでした。
 でも、とても懐かしい友達に会えて、楽しかったです。

 さて、私が予備校講師になる前に勤めていた塾は茨木高校のすぐそばにあり、茨木高校の生徒をたくさん集めていました。
 私が入社したとき150人だった生徒数が次の年に300人になり、その次の年には450人になり、次は700人になり、すごい勢いで成長していました。
 受付には、新しい生徒が毎日のように入塾しにやって来ました。
 非常に活気があり、楽しかったです。
 しかし、私が予備校講師になって退社した後、不祥事もあって衰退し、結局つぶれてしまいました。
 この塾に関して話し出せば、いくらでも面白い話が出てくるのですが、今日書こうとしているのはその塾のことではなく、茨木高校のことです。
 
 茨木高校は今でも名門高校で、入学の偏差値は79ですから非常に高いと言えます。同じ基準かどうかが分かりませんが、京都の堀川高校が75、洛南高校が77ですから、それより高いことになります。
 しかし聞いた話では、京大に受かる人数は毎年5人程度だそうです。
 えっ、そんなに少ないの?!
 と不審に思い、1994年に茨木高校から京大に受かった昔の生徒に聞いてみると、浪人生も含めると2、30人は受かっていたと思いますよ、という返信でした。
 いろんな数字が不正確ですが、多分大筋は合っていると思います。つまり、あるところから茨木高校からはなかなか京大に受からなくなった、ということです。
 の、はずです。
 どなたか詳しい情報をお持ちの方がおられたら、是非教えてください。
 
 この話を聞いて初めに思ったのは、学区のトップ校だったのが、あるときから北野高校と同じ学区になり、2番手と見なされるようになってからレベルが落ちたんじゃないかということでした。
 それで、入学時の偏差値を確認してみると、びっくりするぐらい高かったのです。
 レベルは落ちてなかったのです。
 でも実績は落ちた …。
 一体何があったのでしょうか?

 私が知る茨木高校はとても楽しい学校で、体育祭をしてもとことん盛り上がるような、健全な雰囲気を保ちながら、それでいて生徒は優秀だという理想的学校です。
 一つ大きな欠点は、高1で数IAを習い、高2で数IIB、そして高3になってから数IIIを学ぶという超のんびり型のカリキュラムを実践していたということです。
 高3になってからまだ新しい単元を学ばないといけないということは、受験を考える上でかなり大きなマイナスです。
 当然演習時間は短くなるし、そうして追い込まれれば追い込まれるほどに、理科にかける時間が無くなって行きます。
 理系の受験では理科の出来が一番大きな鍵を握っています。そしてそれを制するために、数学を早めに形にするということが必勝法になるのです。
 茨木高校の生徒は、そういう必勝法に乗れないので、もうみんな、ぎりぎりで受験勉強をしていました。

 そんな中でも、それなりに実績を出していたのに …。

 いや~ぁ、

 茨木高校の生徒、稲荷塾に来てください。
 大阪と京都で、何となく遠いようなイメージがありますが、茨木市から長岡天神まで阪急で20分程度のはずですから、十分通塾圏内です。
 稲荷塾に来れば、高1の1年間で、数IAと数IIBを終わらせます。高2で数IIIが終わるだけでなく、ある程度の演習も済ませます。
 そして万全の態勢で受験学年を迎えるのです。
 しかも、通塾回数は週1回です。
 日々の塾の勉強は30分です。
 決して無理はさせません。
 それでいながら、数学で頭をひねる楽しさを伝えます。

 
 

来年度からの予定についての補充

 今朝はセミの声で目覚めました。
 遂にその季節が来たのです。
 毎年これが梅雨明けのサインのはずですが、今日は雨。
 ちょっと変わっていますが、まあいいか。
 夏になると、何か自分のシーズンがやって来たような気がして気合が入ります。
 
 どの季節が好きかは、誕生月と関係しているというのが私の意見です。
 京都の夏は特に暑く、夏はねぇ … などと思う人も多いのですが、夏に生まれた人は、そんなことはお構いなしに、この暑いのがいいよねぇ … などと感じるのです。
 まあ気分の問題です。親近感をもって見れば、いいところが目に付き、そうでなければ、マイナス点が目に付くのです。
 じゃないでしょうか?

 私の場合は昨日が誕生日だったので、当然夏好きです。

 あっ、昨日アップし忘れた写真をアップしておきます。 


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 家族の誰かが誕生日を迎えると、ちゃんとしたケーキを買って祝うのが我が家の決まりになっているのですが、今年は息子がいないので、ショートケーキになりました。8月に彼が帰って来た時に、そのちゃんとしたケーキを買って帰宅祝いをすることになったのです。

 さて、先日の保護者説明会では、来年度から高校数学のすべての授業を反転形式で行う予定にしていることを伝えました。
 そしてその移行がスムーズに進むように、生徒の勉強に対する姿勢を高める必要があることも確認しました。

 それに関連して、少しだけ補充しておきます。
 反転形式で授業をすると、進度が従来の2倍になります。
 そうすると、たとえばあるクラスでは1年に数IAと数IIBをすることになるのですが、そうではなく、半年で完結する数IAのクラス、数IIBのクラス、… などを作ると、より多様なニーズに応えることができるようになるかも知れないと考えています。
 たとえば数IAを学ぶにしても3月開講と、9月開講の2クラスがあった方が入り口が広いと言えます。苦戦している子は2回学ぶこともできますし。

 まだ案の段階で、決めたわけではありませんが、いろんな可能性があり得るので、よりよい方法を探して行きたいです。
 

公立中学生の入塾について

 一般の公立中学の生徒(高校受験をしないといけない子)が稲荷塾に通塾することについて書きます。
 
 稲荷塾では中2から高校数学に入ります。そうすれば大学受験に有利になるからです。
 ところがこれは高校受験に向けての勉強とは少し方向が違います。
 中2で数IAをやっている段階では何の問題もありません。というより、数IAを勉強することにより中学数学を易しく感じるようになります。特に2次関数の基本的な部分が中学数学の発展偏として登場することが多く、中学数学だけで処理しようと思うと難しくても、数IAを学んだ立場から見れば容易になるからです。
 ところが数IIBに入ると、ここが高校数学の最も中心的な部分であり、これを学んで行くことにかなりのエネルギーが必要になるのに、ちょうどそのときに公立中学の生徒は中3になり、高校受験を意識し始めるのです。

 ですから2つの道が考えられます。
 1つは数IAが終わった段階で高校受験に専念する方法です。つまり一旦退塾して、高校に受かってからもう一度塾に戻って来るのです。
 せっかく早くに高校数学に入れたのに中断するのは少しもったいないような気がしますが、高1になると同時に数IIBを始められるので、十分に挽回が可能です。特に反転授業により高1の1年間で数IIBと数IIIをやってしまえば、2年間の演習期間を確保することができるようになります。
 もう1つは流れを重視するやり方です。要するに数IIBに進んで行くのです。
 学校の勉強に余裕があり、特に努力せずとも目標の高校に入れるのであれば、こうするのがいいでしょう。

 以上は中1で入塾した子についての話になりますが、中2で入って来る場合はかなり状況が変わります。
 公立中学の2年生の場合、中学数学が終わっていませんから、数IAのクラスに入ることはできず、結局中2の間に中学数学を仕上げ中3から数IAに入ることになります。
 しかしよほど優秀でない限り、中3で数IAに入ることには抵抗があるだろうと思います。
 もし、高校受験のことが気になっているようだと、とても数IAの勉強に集中できません。
 じゃあ、一旦退塾して高1になってから戻って来るとしたら、何のために中2で稲荷塾に来たのか、全く意味がなくなってしまうのです。
 ですから、公立中学の2年生で稲荷塾に来る場合は、相当の覚悟が必要になります。中3になったときは、何が何でも数IAに入って行くんだという覚悟です。そうすると他教科のことも含め、計画的に準備することが要求され、いい加減な気持ちでは入塾できないことになります。

 以上の議論からも分かる通り、公立中学3年生での入塾はほぼありえないということになります。
 高校受験が終わってからの方がすっきりしますし、今や反転授業がありますから、高校に入ってから高校数学を始めても十分間に合うように準備することができます。

 ちょうど相応する事例があったばかりなので、考え方を整理しておきました。

数IA、数と式のテスト結果について

 数IAクラスでの数と式のテストの採点を終えました。

 う~ん、

 50点以上の合格者8人のうち6人が反転クラスの生徒でした。
 これだけなら、必ずしも反転クラスのやり方がいいということにはならないと思いますが、反転クラスの平均点が67.4点で、月曜日の通常クラスの上のクラスの平均点が36.7点(下のクラスはもっと悪い)と、大きく差が出たことを見ると、反転クラスに優秀な子が集まっただけだとは言えないような気がします。

 一つは学年のこともあります。
 反転クラスは中3と高1の子が集まっています。中2から高校数学に入る「灘型」のカリキュラムに乗れなかった子が、その進度に追いつくために作ったクラスだからです。
 一方通常クラスは中2の子が主体で中3の子が2人、高1の子が1人混じっているという構成です。
 この学年の差も点数の差に影響を与えていると思います。 
 
 でも、やはりそれだけではないと思うのです。
 先日、通常クラスに在籍しながら、反転クラスの子以上に予習を頑張っている子がいて注目していると書きましたが、この子は中2です。そして72点、3位でした。反転クラスの平均点以上です。
 学年が低くてもやればできるのです。
 学年が低いと、自覚というか自己管理の面で弱いので、予習の補佐のために土曜日に来ることを義務付けるとか、何らかのサポートがあった方がいいとは思いますが、本気で取り組めば十分にやって行けます。

 つまり中2の子でも、1年間で数IIB、数IIIをこなすことができるということです。
 そういうやる気と熱気に満ちた塾にしたいですねぇ!
 
 まずは通常クラスの改革に手を付けようと思います。上のクラスの平均点が36.7点では話になりません。
 彼らがもう少し予習に力を入れるようになったとき、何かが変わると思います!
 

 
 
   
プロフィール

inarijuku

Author:inarijuku
稲荷塾について
東大・京大受験のための数学専門塾

著書:
稲荷の独習数学
教学社 




頭のいい子には中学受験をさせるな
メディアイランド




驚きの東大合格率
小さな数学塾のヒミツ
東洋出版

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