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地獄の特訓をするの~?

ニシコリ
 フレンチオープンが盛り上がりつつあります。
 錦織は2Rも勝ちました!
 しかしこのことが、私の睡眠時間を1時間ばかり削るのが難点です。来週になって大会が2週目に入ると、ますます好カードが深夜に放送されることになるので、さらにまずく、かつ面白い状況になるわけです …。

 さて、数IIIのテスト結果について報告しておきます。
 50点以上の合格者は3人で、1位91点(中3)、2位63点(高2)、3位52点(高3)でした。
 一方10点以下は2人で、学校の試験期間と重なって、まだ受けていない子は4人です。
 このテストは微分の基礎と、わずかばかりの応用ができるかどうかをチェックするためのもので、本当はこの点数により、クラス分けを実施したいところです。
 しかし、中学数学のクラス(金曜日)の人数があふれてしまい、水曜日の数IIIと同じ時間に中学数学のクラスを増設した都合上、数IIIのクラス分けをすることができません。
 ですから、下のクラスを作って、「授業中に微分の計算の基本からトレーニングする」というようなことができないわけです。
 それにもかかららず、現状としては、そのような基礎のトレーニングを必要としている子が何人もいるので、 … どうすればいいのでしょう?!
 そのぐらい自分でやれや!
 と言いたいところですが、とりあえず追試を実施します。それで改善が認められないときには、地獄の特訓をするしかないと考えています。
 数IIIは、まず計算が正確に素早くできることが、すべての出発点になっているので、多少めんどくさくても、計算のドリルをこなすことがどうしても必要になります。その後、少しずつ面白い話に入れるので、頑張ってほしいところです!
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数IIBの試験結果について

 娘が、物理のレポートで微分方程式を解かないといけない場面が出て来て、解き方を聞いて来ました。
 最近滅多に頼られることがなかっただけに、何か嬉しかったです!
 
 さて、数IIBのクラスで指数、対数関数のテストをし、採点が一応終わりました。(学校の試験期間と重なり、まだ受けていない子が4人いる)
 個別の成績は昨日メールでお伝えした通りですが、全体の状況について大体のところをお知らせします。
 まず50点以上の合格者は5人です。内訳は1位が94点(中3)、2位83点(高2)、3位68点(高1)、4位52点(高2)、5位50点(中3)です。特に1位、2位の80点以上は、非常に良くできていると言うことができます。
 現在のところ35点以上は上のクラスで、20点以下は下のクラスに確定していますが、残りは、まだ受けていない4人の成績によって決まります。
 また10点未満が5人もいましたが、何とかこのレベルを脱出してほしいと願っています。

 篠原の本
 先日、篠原が100kmマラソンで優勝したというニュースを載せましたが、仕事も頑張っているようです。
 これは最近書いた本らしく、一応一般向けだそうです。以下は彼の説明です。
「一般向けに書いたつもりでしたが、締め切りに追われて書いたこともあり、難しい部分が多いと嫁からは苦情を受けています(^^; 大学3、4年生や大学院生なんかには、ありかと思っています。ませた高校生なんかも読める部分はあると思っております。
この本は、新しい技術であるナノ材料が、どんなものか、利用していくためになされるリスク評価とはどういうものか、研究はどういうことをするのか、リスクはあるのか?などについて書いております。まだ結論の出ていない科学的知見について、最新の研究における試行錯誤についても触れております」
 う~む、ちょっと難しそうですねぇ。しかしまあ、これは買うしかないですねぇ!アマゾンで注文し、今日にでも届くということなので、私がさっと見た(ひょっとしたらじっくり読むかも …)後、塾の貸し出し用本棚に置きますので、興味ある方は借りて下さい。(買うのはもっと良い!)
 ついでに、篠原は産業技術総合研究所に勤めているそうですが、それが何なのか分からないので、聞いてみました。以下は彼の弁です。
「独立行政法人なので、公務員でも会社員でもない微妙な立場です。先日のマラソンのニュースでは、団体職員と紹介されておりました。産業技術総合研究所は、経産省傘下の研究所で、僕は室内環境や大気環境、化学物質のリスク評価などの研究をしています」

3ヶ月やり抜け!

うつぼ
 テニス塾の灘さんが、うつぼのセンターコートでの試合に勝って優勝しました!
 私も一度だけこのコートで試合をしたことがありますが、何と言っても広いです。
 毎年スーパージュニア(ジュニアの試合の最高峰のひとつで、世界中からすごいプレーヤーが集まる)の試合がこのコートで行われますし、プロの試合でも使われている筈です。ですから、我々が普段使っているコートとは比べ物にならないぐらいに、ベースラインから後ろの壁までの距離が長いです。観客席から見ていてもそれは分かりにくいのですが、実際にコートに立ってみると、えっ! と驚くぐらいです。
 そういう意味で、まずここで試合ができたこと自体が凄いし、しかも優勝はカッコ良過ぎます!!

 さて、数IIIC、演習2、数IIBのクラスでテストを実施しました。一方では驚くほどにいい点をとった子もいますが、基礎が身に付いていないと思われる子も目立ちました。苦戦グループの中には、今の点数は悪いけれども、もう一歩で何かが開かれそうな予感を感じさせられる答案も結構ありましたが、「まだまだ長い道のりを行かなければならないなぁ」と思わされるものもありました。
 どこを改善するべきか、何に問題があるのかまだ分析できていないのであれば、まず考えることだ!
 考えてみたけれども、まだしっかりした戦略が立てられていないのであれば、次にすることは納得できる戦略を立てることだ! 漠然とした頑張りでは、得られるものも高が知れているとしたものです。
 しかし、しっかりとした戦略に基づいて頑張っているのに、それがなかなか結果として表れないときは苦しいものでです。ちょうど今の私の英語がそんな感じです。こういうときは耐えるしかないです。
 そして3ヶ月やり抜く、これしかないです!
 そうして、目の前に山のように立ちはだかる厚い壁をぶち破って、何かを成し遂げたとき、静かな自信が自らの内に芽生えてきていることを感じ取ることができるでしょう!

ん、子育て?!

 育児についてのリクエストは、いくつかありました。
「先生のように一生懸命、子供に関わっている方の、育児に関する失敗談、成功談、勉強方法などを教えていただきたい」
といった具合です。
 しかし、これにはすぐに答えることが難しいです。
 ひとつは子供が大きくなってしまって、私自身の関心の方向性が変わってしまったので、どんなふうに感じて、どんなふうに考えていたのかが、リアルに思い出せないからです。
 それともうひとつは、私自身がその延長線上でのことで悩みの中にいます。というのは、 …
 上の娘は19才で大学1年生で、どんどん自分の道に突き進んでいます。もう親父がいろんな関わりをもって、意見するという段階を超えたように思います。彼女のテニスもほとんど引退状態にあるので、一緒に練習するということがなくなりました。ちょっと寂しいです。
 息子も16才で高2になり、親父を批判的に見るようになりました。私から見れば、彼の生活は隙だらけなので、いろいろとアドバイスしてやりたいのですが、今は聞きたくないようで、私から距離をおこうとしています。
 これは成長段階として当然のことであり、私自身も中高生の年頃のとき、親父がうっとうしくて仕方がなかったのを覚えています。男の子からすれば、親父は、ある意味、克服の対象になるわけで、こういった難しい関係は、子供が独立して行く過程の中で必ず通過しなければならないと言うことができます。
 それは分かっているのですが、かまいたいのにそれができないのがつらいです。
 それに、あたかも、私が願わない方向に意図的に行こうとしているかのようにさえ見えます。こうなると、まるで自分の昔を見ているような気がして来ます。
 「何があっても私は彼を信じる」と何回決意しても、それが揺らぎそうになるのです。
 まあしかし、テニス部で3年生が引退し、彼が新しい部長になったようで、そのことに一生懸命になっているようなのが、せめてもの救いといったところでしょうか …。
 そんなことで、育児について書くのは、当面難しいです。

 ここで報告です!
 カリキュラムの本の原稿を書いたけれども、何人かに読んでもらって不評だったことと、その原稿を根本的に書き直したというところまでは書いたと思います。
 その書き直した原稿を、作文教室の小西先生に先週の水曜日に手渡し、読んでもらいました。その感想がメールで届きました …。

 「まず、とても読みやすくなったと思います。
 1の「理想のカリキュラムを求めて」のところが簡潔でわかりやすくなりました。「英語と比較して」は特に説得力があり信頼感がわく文章だと思いました。
 2の「稲荷塾の歴史」では、「小さな数字塾のヒミツ」出版後の状況がよくわかり、これからも進化していく塾なんだということがよく伝わってきます。
 飽きることなく最後まで読んでもらえることがまずは必要だと思いますが、その点、大丈夫です。
 稲荷先生、推敲に精進なさったのですね。」

 やっほう!! これに自信を得て、いよいよ出版社へのアタックを開始したいと思います。

 

時間管理より目的意識!

 車のローンが終わったので、陸運局に名義変更に行って来ました。
 しかし、これが大変でした。
 まず、場所が分かりにくい …。任天堂を通り過ぎて、「おお、ここで福田が働いているのか …、でっかい建物だな …」なんて言っていたときは余裕だったのですが、どこから入ればいいのか分からず、その辺りをぐるぐるしながら30分ほど時間を無駄にしてしまいました。
 そうしたら11時45分までが午前の受付なのに、着いたのが11時40分! 慌ててフォームに記入しようと思ったら、やたらややこしくて、遂にギブアップ!
 切れそうになりながら、受付のお兄ちゃんに
「どう書けばいいのか、わけが分からん!」
と訴えたら、このお兄ちゃんが意外と親切で、結局午前の受付に間に合うことができました。フゥ~。
 次は「さと」で昼食をとっていたときです。いよいよ最後の茶碗蒸しを食べようとしたときです。
「お下げします」
なんて言いながら、ウエイトレスの方が私のお盆を持って行こうとしたのです。
「何で!?」
と叫んでことなきを得ましたが、びっくりしました。
 しかし790円で、これだけ盛り沢山の料理を提供していたのでは儲からないのではないかと、人の商売ながら心配しました。

 さて、リクエストに答える第5弾です。えっ、第3と第4はどうなったのかって?
 「『これからの世界』で働く君たちへ」という本の紹介が第3で、卒業生の話題「謎の男;初田」が第4だったのです。
 ん? 第2は激励であって、リクエストではないって? まあしかし、「リクエストはありませんか」という問いに対する書き込みだったので、第2として数えてもいいのではないかと …。
 それでは第5弾です。
「私は以前から先生が忙しくしていらっしゃるにもかかわらず、いろんなこと(趣味や英語など)をされているのがすごいなと思っていました。どのように時間を管理しているのか気になります」
 このリクエストには半分誤解が混じっています。
 何と言っても私の労働時間はすごく短いのです。3時出勤で、大体9時半には終わっていることが多いので、これで「忙しくしている」と言えば、多くの企業戦士の方々にお叱りを受けるだろうと思います。
 さらに言えば、自宅で塾をしていたときには、「6時から9時半まで、1日の労働時間は3時間半だ!」と自慢していました。
 しかし、英語の勉強をすることも、このブログを書くことも、そして本を書くことも仕事の内だということにすれば、結構働いていることになるかも知れません。
 さらにテニスをすることもジムに行くことも、仕事のための体力作りと、若さを保つためだとか、釣りは気分をリフレッシュさせ、さらに情熱的に仕事をするための活力を与えてくれるなんて言い出したら、全部仕事になり、すごく働いていることになるかも知れません …。そんなことは誰も言ってないって?!
 まだ何もリクエストに答えていませんが、正直言って答えようがないのです。つまり、私の時間管理なんてものは全然すごくないからです。
 実際、よく娘に「何でそんなにだらだらしてられるの?!」と呆れられているぐらいです。
 まあ、この娘の見解には反論がありますけどね …。
 私は考え事をするときには大抵横になるのです。ときどきそのまま寝てしまうことがあるので、だらだらしているように見えるだけで、実際にはフル回転で頭は働いているのです …。何? 単なる言い訳にしか聞こえないって?
 う~む。話の展開が苦しくなって来ましたが、そろそろ結論を述べようと思います。私が思うに、時間管理じゃなくて、目的意識が大切なんじゃないでしょうか。そしてそれは、自らのミッションを意識することにより、明確になるものだと思うのです。
 稲荷塾の(そして私自身の)ミッションステートメントは

 世界的で歴史的な貢献をする人材を育成しよう!

 ですが、これを掲げただけで、それ以前と比べて生活自体が大きく変わったように思います。 

謎の男;初田

 最近、関西大倉から京大に入ったドナルドや、100km マラソンに優勝した篠原の記事を書きましたが、彼らは同期生です。
 この同じ学年に初田というのがいました。今日は彼のことを書こうと思います。

 若い頃の私は融通が利かず、すぐに上とぶつかってしまうタイプでした(えっ、今も変わってないって?)。当時、私が勤めていた茨木市に本部を置く塾でも、上司のO氏と激しくぶつかり、高槻教室のオープンに合わせ、そちらに移動することになりました。
 その塾の高校生部には、私が入社したときに150人が在籍していましたが、次の年に300人になり、さらにその次の年には450人、そして700人という具合に日の出の勢いで成長を続けていました。そして遂に高槻市にも新教室を出すということになったのです。
 移動して来てみると、茨木教室で私のクラスにいた初田が一緒に高槻教室に移って来ていたのです。初田はいつもニコニコしてはいましたが、それ以上の感情を外に出すタイプではなかったし、自分の意見を主張するようなタイプでもなかったので、私としては
「俺のことが気に入っているのかなぁ?」
のように勝手に想像していました。
 そのとき彼らは高2になったばかりでしたが、化学を担当する講師がいなかったものですから、私が自ら勉強しつつ教えるということで、高2生のための化学のクラスを開くことになりました。
 このクラスをとった子は、京女の3、4人と初田だったのですが、ここに問題が生じました。
 何故って、化学は私よりも初田の方がよくできたからなのです!
 化学講師としては新米、かつ未熟ということで、必死で準備をして授業に出掛けたのですが、常に知らない物質が出て来たりして、
「本にはこう書いてあるから、覚えるしかないんじゃないか?」
というような苦しい説明をしていました。
 そんなとき、いつでも
「それは家にあって、何々をして遊んだことがあります」
というようなことを初田が言ったのです。
 確か初田のお父さんかおじいさんが、ハッタ消火器の発明者で家の中に実験室があると言っていたと思います。ですから、我々にとってはテストのために覚えるだけの無味乾燥の内容だとしても、彼にとっては、どれもこれも身近なものだったのです。もちろん化学の成績は洛星で1番でした。
 どうですか? こんな生徒がいたら困りますよねぇ!
 私は初田に、彼がいると授業がしにくいから化学のクラスをとるのをやめるようにと何度も言いました。しかし、
「いや、やめません」
とだけ、彼は言ったのです。
 そのとき高槻教室の教室長はY氏でしたが、彼とも私はけんかをして、翌年春にこの塾を退社して、予備校の講師になりました。つまり初田たちが高3になろうとしているときに、彼らを見捨てて自らの道を突き進んだのです …。
 高3になってから初田が文転したということを福田を通して聞きました。私は非常に驚きましたし、少し責任も感じました。しかしその後再び理系に戻り、山口大学?の医学部に受かったという話を聞いて、ほっとしたのを覚えています。
 ときは過ぎ、私が稲荷塾を立ち上げようと準備していたとき、T君(「やっぱり画期的『画期的カリキュラム』」に出て来た子で、東大理Iに進み、今はベネッセに勤めている)のお母さんが訪ねて来られて、初田のお母さんに紹介されたのだけれども見てくれないかという話になったのです。
 もうかなり昔の話なので記憶が曖昧ですが、初田の妹君とT君のお姉さんが同級とかだったかのつながりだったと思います。
 ちょうど、個別指導教室を拡大して塾にしようとしていたときだったので、T君が来てくれるだけでも非常に助かりましたし、さらにT君のお母さんが洛星の名簿をもって来て、「これで募集すればいいです」と言ってくれたことが、今日の稲荷塾の礎を築くきっかけになったと思います。
 そういう意味で、初田は私の恩人です!

「これからの世界」で働く君たちへ

 沢山のリクエストをもらったと書きましたが、いざ書こうと思うとやはり難しいですねぇ。
 ということで、まず、もらったメッセージの中から「元気になる励まし」を紹介しようと思います。

 「幸せそうな方って共通点があるんですね。
 それって、端的に言うと『人に何かをしてあげることを自分の幸せと感じている』という性質。
 この性質がベースにあって、『自分が人にしてあげられる何かがより大きくなるために勉強して自分に力をつける』ということが子供たちの勉強のモチベーションになるといいなと思っています。
 私がお見受けする限り、稲荷先生も幸せそうな方です!」


 う~ん、ありがとうございます!

 次は本の紹介です。
 山元
 これは相当に深いです。1回目読みましたが、それだけではとてもコメントできるレベルに届きません。もっとじっくり読んで、多くを吸収したいと思います。
 ところでこの方、私と同じ年でした。それだけで何か親近感がわいて来るのが不思議です。
 よしっ! おじ様も頑張るぞ!!

ライバル物語

 今日のニッシーレッスンは特別にきつかったです。気温が上がって来たせいでしょうかねぇ?
 職場に来て、座っているだけで苦痛です …。フッフッフ、しかし幸いにも今日の数IIICと演習2はともにテスト! 本当に助かりました。
 
 今日は初めて西村コーチの弱音を聞きました …。
 西村コーチには、もう十数年競り合っている山村という名のライバルがいます。コーチと山村さんの試合のビデオを初めて見せてもらったのが、10年以上前のことで、確か関西オープン35才以上の部の決勝だったと思います。そのときはコーチが勝ちました。あまりにもすごい試合で、私も何回見たか分からないぐらい繰り返し、見ました。勝って吼えるコーチ! しびれましたねぇ!
 山村さんもテニスのコーチをしていますが、この試合の後、レッスンを減らしたりしながらトレーニングを続け、まるで野武士のようにコーチに迫って来ました。
 コーチには、もうひとり倒さなければならない敵がいます。チョン君とコーチは呼んでいますが、韓国の元デ杯選手(要するに韓国の代表選手で松岡修造には全勝している)で、強いです。この選手にコーチは全日本のいいところで、2年連続敗れています。
 ところが昨年の全日本45才以上決勝では、山村さんがこのチョン君を破って優勝したのです!
 私から見れば、コーチほどテニスに打ち込んでいる人はいないのではないかと思うのですが、そのコーチが、ことあるごとに「山村はテニスのためにすべてを犠牲にしている」と言うのです。どれだけすごいのでしょうか?!
 ただコーチは、山村さんがタバコを吸うことが彼の唯一の弱点だと考えて来たのですが、それも遂にこの2月で止めたそうです。
 そしてこの大阪毎日の決勝でコーチは山村さんに完敗したそうです …。
「あそこまで、すべてを犠牲にできひん …」
これは私が初めて聞いた、コーチの弱音です。
 しかしコーチの目は燃えていました。まるで15才の少年のように! きっと再逆転の道を探しているんだと思います。
 

演習はいつやるの? 今ではないかも知れないでしょう!

 「ブログの内容で苦戦しているので、コメントやリクエストがほしい」というようなことを書きましたが、沢山のリクエストがあり、感謝しています。
 中には非常に難しいテーマの要求もあり、じっくり考えないと答えることができないなぁと思わされました。
 しかし、できる限り、全てのリクエストに対応したいと思います。

 最初はこれです。
 「稲荷塾方式の学習では、考える力や思考力というのは、どの時点でついてくるものなのでしょうか?
 最近本屋さんに行くと、低学年から思考力や考える力を鍛えるための問題集や関連書籍を目にすることが多いです。主に中学受験のための物かとは思うのですが、『大学受験に向けても必要な力がつく』というような記載もあります。学力低下問題なども影響しているのかもしれませんが、どう思われますか?」

 ちょうど昨日、算数は「具体」を扱い、中学数学から「一般化と抽象化」を学ぶといったようなことを書きましたが、この中学数学までを基礎と考えています。稲荷塾方式では、この基礎が終わるまでは演習らしい演習はしません。
「決して難しい問題はしない。複雑で長い文章題ができたということより、視野が広がり、新しい観点を身につけたという達成感を大切にしたい」
と「小さな数学塾のヒミツ」にも書いています。
 しかし、中学数学を一通り学んだ後は、演習が必要です。ここから、思考力を養うための本格的トレーニングが始るのです。
 もちろん、そこに至るまでにそのようなトレーニングをしてはいけないという意味ではありませんが、扱える道具が制限された状態では、十分に楽しむことが難しいと思うのです。
 このいい例が中学受験の問題です。方程式が扱えないものですから、何々算と名前の付いたさまざまな方法が登場しますが、その後二度と使わないような特殊な方法を覚えても意味はなく、それが思考力のトレーニングになっているとは思われません。
 ですから中学数学を一通り学んだ後、演習です。
 これがいつになるかは、その子の進度とか、いつから始めたかによるので、はっきりとしたことが言えません。 稲荷塾の平均的なところで言えば、6年生か中1のあたりになるでしょうか …

 ところで、「思考力や考える力を鍛えるための問題集や関連書籍」ってどんなんでしょうか?
 私の家内は漢字パズル、算数パズル、ナンプレ … 等、何でもありの、「その分野大好き人間」ですが、だからと言って思考力があるとは …
 おっと、まずいことを書きそうになったので、この辺でやめておきます。

具体から一般に進め!

 昨日、数IIBのクラスで指数、対数関数の分野の最後の授業をしました。来週はテストです。
 しっかり復習をし、テキストの問題を解き直したりして、習った内容を身に付けて来週を迎えてほしいと思います。

 さて、今日は「具体と一般」の話をしたいと思います。
 算数では
「池の周りの長さを測ったら、500m ありました。ここに、もし10m 間隔で木を植えていったら、何本の木が必要でしょうか?」
といった具合に、具体的にイメージできることを話題にしますが、中学数学に入ると、一般的で抽象的な話題を扱うようになります。
 たとえば、「一次関数 y = ax+b を考える」なんてな具合です。

 この関数概念を飲み込むことは、多くの子にとって簡単なことではありません。
 まず、「x に伴って y が動く」ということで、2つの変数の関係を考えるのが難しいことです。さらに a と b は定数だと言っているのに、「a が正のときは、グラフが右上がりで …」なんてな話が始ると、「ん? a は動くのか?」といったような混乱が生じます。
 ましてや、「y = f (x) の x = t における接線は …」というような話が始ると、もう何が何だか分からなくなって行く子が出て来ます。

 そうです。「具体と一般」で言えば、一般的に「具体」の方が分かりやすいわけです。
 ですから、一般的な議論をするときには、それが頭の中で具体的なイメージとどの程度結び付いているのかということが、分かる、分からないを分けることになります。 
 具体例を1つ上げましょう。
「x が n 桁の自然数であるとき、 x の条件を不等式で表せ」
と要求されれば、どうしますか?
「35は2桁の自然数だけど、2桁の自然数って10から100までだな…」
と考えて、10 ≦ x < 10^2 という不等式を作ることができたら、この具体的な場合での思考を一般化します。
やみくもに「x は n 桁は 10^(n-1)≦ x < 10^n と表される」のような覚え方をしても仕方がないということです。

篠原、100kmマラソンに優勝、そしてTVで報道される!!

 学校のテスト期間と重なり、塾を休む生徒が出ています。普段から計画的に勉強し、テスト前に詰め込まないといけなくなるような状況は避けられるようになってほしいと願っています。

 昨日、ドナルドの投稿を掲載しましたが、誤字等がいっぱいあり、計9箇所の修正をしました。
 こいつ、本当に京大の大学院を出てるのか?!
 大学院と言えば、私も行きたくて仕方がなかったのですが、諸事情により断念せざるを得ませんでした。それなのに …
 ドナルドもまだ若いのだから(36才の筈)、専門だけじゃなく、幅広く勉強してほしいものです!

 36才と言えば、ドナルドと同期の篠原が最近の100kmマラソンで優勝し、NHK長野のニュースで報道されました。
 これはすごい快挙です。
しのはら

 篠原について書いた記事を「塾長奮闘記」から紹介します。

「ファインマンさん」
 昔、篠原という生徒がいた。「環境問題は俺が解決するんだ」と意気込みながら高2のときに既に難しい化学式を含んだ学術論文を読んでいた。現役で東大に進んだだけあって勉強もよくしたけれど、ソフトボールをするために仲間達と我が家を訪ねて来たり、何か余裕をもった子だった。あるとき彼が「むっちゃおもしろかったけど、読んでみませんか」と言って「ご冗談でしょうファインマンさん」という本を持って来た。確かにむっちゃおもしろかった。結局彼が持っていた5、6冊のシリーズ本を全部借りて読むことになった。 … とは言えこれはもう18年も前の話なので、本の内容となるとそのほとんどは忘れてしまっていた。ところが先日息子を連れて本屋さんに行ったとき、彼が選んで来た本がこの本だったのだ。「おお、これおもしろいねん」と言いながら過去の記憶がどんどん蘇って来るのを感じた。
 このとき買ったのはシリーズのうちの1冊だけだったが、ちらちらとページをめくるとおもしろいことおもしろいこと、どんどん引き込まれて読みたい気持ちを抑えることができない。さりとて息子に買ってやった本を「俺が先に読む」と言って取り上げるわけにはいかないから、仕方なく本屋にもう一度行って、関連の本を棚に置いてあるだけ全部買って持って帰って来た。以来2週間にわたって読み続けているものだから、もうすっかりその世界に入り込んでしまった感じがする。 … 基本的に軽い読み物だからへぇ ~ ! と感心したり、思わずぷっと笑ってしまったりしながらどんどん読み進めることができるのだが、2つ3つ心に残るところがあって、あれこれと考えさせられた。今回はそのことを書いてみようと思う。
 まずファインマン先生は「ノーベル賞はありがた迷惑。つきとめる楽しみこそが僕のご褒美!」と語っているけれども、これは凄い言葉だ。凡人はどうしても世の中に評価されることが目標になってしまって、それがうまく行かないときに「どうしてなんだ!」と情熱を失い易いものだが、どんなことであれその分野を探求すること自体が楽しければ、どこまでも行くことができる。俺は本当に仕事を楽しんでいたのだろうか … ? と反省させられた。
 次に「名前を知ることとそのものを知ることは違う」という科学の姿勢を父親との散歩を通して学んだというくだりにも多くのことを感じさせられた。やはり偉大な人の背後には偉大な両親があったんだと再確認する一方、自分は子供の本性を刺激するような接し方ができて来たのかと問い直す機会が与えられた。それに加えて、点数を取る子と将来伸びて行く子の微妙な違いについても納得のいく判別法が与えられたような気がした。つまりやり方を知っているのと、それが分かっているのとは確かに違うということだ。 … 今チューターとして活躍してくれている中山君は実に不器用な男だった。ちょっと技術を使って「こうすりゃいいやん」というところを自分流のやり方でするものだから随分損をしていた。特に数IIIなどの知識量を問う分野に弱点があって高3の秋頃まで「大丈夫だろうか?」と心配したものだった。ところが結果は京大工学部地球工のトップ合格だったのだ。これは彼のやり方が正しかったということだが、いくらなんでもトップは凄い。ただしここでひとつ注意しておくが、何でもかんでも自分流のやり方が良いと言っているわけではない。ひとつひとつの技術を自分が自然に使えるレベルにまで理解して進んでいこうとする姿勢が大事だということを言っているのだ。当然これには時間がかかるし、遠回りすることもあるけれども、そういうことは気にするべきではない。このように目の前の点数には不安があっても将来伸びるであろうと思われる子がいるのに対して、全く逆のタイプも存在する。悪い言葉で言えば点取り虫ということになるが、定期テストレベルではそういうアプローチが成功したとしても、もう少し本質的な見方ができるようにならないと早晩だめになることが見えている。自分がこれに近いタイプだと感じたら、取り組み方を早急に改善してほしい。
 さて最後にもう1つ、「聞かせてよファインマンさん」の中で「世界一頭のいい男」というタイトルでインタビューを収録した部分があるが、その中で物理学がますます数学的で抽象的なものになって行くのかと問われたことに対して彼が答えているところがある。その答は当然イエスだが、だからこそ「もっと問題がわかりやすくなるように、だれかがその考察のしかたを創り出してくれるか、あるいはますます早くから数学を教えることになるかも知れない」とファインマンは自らの見解を述べている。これこそ我が意を得たりという発言だ。ひとつは大学の数学があまりに広く、かつ抽象的で、一体何に使われるのか非常に見えにくいということが問題だ。工学部の学生などははじめから分からないものだと決めてしまって、単位をとるためだけにわずかの勉強をするというのが一般的なやり方になってしまっている。これではだめなので、誰かがもっと学び易い形に作り直さないといけないし、その上で「だれかがその考察のしかたを創り出す」ということが起こるのだと思う。しかしもちろんこれは私の守備範囲外の話なので「誰か」に期待するとして、後半の「ますます早くから数学を教えることになるかも知れない」に注目してみたい。
 現段階では塾の運営上、大学受験に有利になるための方策として「中2から高校数学に入ろう」と訴えているわけだが、実際上この時期はいくらでも早くすることができると私は考えている。高1の年令にならないと高校数学を理解することができないなどということは全くない。中1生にだって小6生にだって正しく準備さえすればちゃんと分かるようになっているのだ。しかしまだこの試みは始めたばかりなので「確かな手ごたえを感じている」という報告をするに留めておくが、近い将来灘を越える集団がここ長岡京市に出現する筈だと予言しておきたい。
2011年7月9日

テニス塾

P5200660.jpg
 おなじみのカリスマ美容師の酒井さんとイケメンシェフの灘さんとテニスをしました。
 この2人と私の3人でテニス塾という名のチームを作っていますが、3人そろったのは久し振りです。何で「テニス塾」なのかというと、単に私が塾をしているからという理由で幹事の酒井さんが勝手にそのように命名したのです。
 灘さんはタイムテリア(下のリンクから覗きに行って下さい)のオーナーシェフですが、テニスのコーチもしていて、すごく上手です。
 ところで写真は、酒井さんが「ジョコビッチが着ているテニスウエアを着て来た」と自慢しているところですが、どうでしょうか?!
 えっ? ジョコビッチが着ているからかっこいいのであって、他の誰かが着てもダメだって? えぇ、全く私も同意見です!

 ここでニュースです。Facebook に稲荷塾ページができました。でもどのように活用すればいいのかが分からないので、まだ活動はしていません。
 それから「稲荷塾G」もできました。これは稲荷塾の卒業生と現役生の交流サイトですが、まだ現役生の登録はなく、今のところ一部の卒業生のみの交流になっています。
 現役生、卒業生ともに投稿をお願いします。先輩への質問なんかがあってもいいと思います。

 それに関連してですが、昨日のブログで、ドナルドについて書いたら、2回にわたって彼から稲荷塾Gへ投稿がありました。
「わざわざわありがとうございます。大変やった受験を思い出します。が、最終的に上手く行ったからいい思い出です。
 英語はあいかわらず駄目ですが、なんとか食ってやって行けてます。ただ、英語はできるに越した事ないです。
 子供の事以外も書きますね。」

 「色々思い出されます。
 入試直前の模試がDかE判定で、センターも30点ビハインドやったにも関わらず、先生は、60から70点ビハインド内やったら、京大を受けるんだと言ってくれた事(他に誰も受ける事を勧めてくれなかったのに)、合格発表日は、自分がC日程を受けていて、親がドキドキしていた中で、先生が私の親に連絡して下さって、親も落ち着いた事、当時はお世話になりました。」

 最後に業務連絡です。今週中に6月、7月、8月分の月謝袋を渡します。よろしくお願いします。


タイムテリア

ドナルドの自己認識

 このところのハードワーク(その中に釣りやテニスも含まれますが …)により、少し疲れ気味でしたが、久し振りにのんびりと本を読み、考える時間をもつことができました。
 そして遂に、カリキュラムに関する本の原稿を完成させることができました!!
 「今度こそ、いいのではないか!?」と感じています。

 最近、ブログの話題作りで苦戦しているという話を書いていたと思いますが、早速、「天才的じゃないけれども、努力により道を切り拓き、活躍の舞台を見つけたような卒業生の話が聞きたい」というリクエストがありました。
 う~ん。
 何人かの顔が思い浮かんだのですが、冴えなかった頃の彼らのことを書くと、何かと問題がありそうなので、結構書きにくいです。
 それでも、一人だけ書こうかなぁ …。

 昔、ドナルドという生徒がいました。本当は池田というのですが、色白で、ドナルドダックに似ているので、「ドナルド」と呼んでいました。本人は相当に嫌がっていましたが、私に一旦あだ名を付けられてしまうと、逃げることがかなり難しいのです。
 結局、京大に行きましたが、関西大倉から京大に入った2人目ではなかったかと思います。
 ちなみに、関西大倉から初めて京大に入ったと私が思っている生徒は西浦と言い、今茨木高校のすぐ近くで「うらっちの理数塾」(名前は間違っているかも)という塾をを開き、活躍しています。
 今は関西大倉のレベルも上がり、優秀な子も通う学校になったと思いますが、当時(20年近く前)は京大など「夢のまた夢」と思っている生徒ばかりで、ドナルドの自己認識も非常に低かったと思います。しかも彼の場合、英語がまるでダメで、ますます強くそのように思っていたようでした。
 しかし、数学にはキラッと光るものがあり、結局数学で7割を取って受かったのです。当時の問題レベルで7割と言えばかなり凄いことで、努力したんだと思います。
 そして今は、トヨタに勤めて頑張っています。

 おい、ドナルド! Facebook の話題は子供のことばっかりじゃなくて、もっといろいろ書けよ。

授業報告

 演習1、演習2の授業では4つの問題を生徒諸君が解いて来て、それについて説明するという授業をしています。
 しかし、みんなのできが良かったときなどは、説明に余裕ができることがあり、そういうときはその場で幾何の問題を解くことにしています。
 幾何の問題には、何らかの問題設定がなされており、その与えられた条件を出発点として、何かを証明するとか、どこかの比を求めるといった目標地点があるわけですが、この出発点目標地点が簡単には結べないようになっています。
 これを結ぶために、想像力を働かせ、「こうすればあの技術が使えるかもしれない」「いや、ひょっとしてあれか?」などと試行錯誤することが要求されます。
 こういった思考は数学だけに適用されるものではなく、あらゆる科目、あらゆる場面で必要になるので、大切なトレーニングだと考えています。
 
 そのためにも適度なレベルの問題を出題することが要求されるのですが、この前の木曜日に出した問題は明らかに難し過ぎました。「いやぁ、悪いことをしたなぁ」と思いながらみんなを見ていましたが、あきらめることなく、必死に格闘している姿に接し、むしろ元気をもらいました。
 今度からは、ちゃんとしたいい問題を準備しておくから、許してね!

 先日数IAのクラスの第1回目のテストが悪く、因数分解の追試を実行したという話を書きました。
 その後日談ですが、実はこの追試でも点が取れなかった諸君がいて、補講及び追追試をすることになりました。塾側としては、こんなめんどくさいことはしたくないのですが、高校数学の入り口なので、まず勉強の仕方のイロハからしっかりと身に付けて行ってほしいと願っています。
 いじめているわけじゃないんだよ~!

dump site!

 フィリピンの貧困の問題は深刻のようです。
dump site
 レアジョブのレッスンでは、フリーの会話を楽しむことにしていますが、自らテーマを決めておかないと、会話が弾みません。
 今日のテーマは、「どうしてフィリピンの人口は増えているのか」にしました。私としては、人口が増えているということは、活気があるということであり、我々が経験した高度経済成長期にあたるような現象が起きているのではないかという想像があったのですが、まるで違いました。
 彼女が説明するフィリピンの人口増の原因は「貧困」でした。仕事のない人や、小学校にも通えないような子がいっぱいいるようです。写真はダンプサイトですが、捨てられたゴミから使えそうなものやプラスチック製品や金属を集めて、人や工場に売るために人が集まって来ています。
 「自分もスマートフォンが買いたいのに買えないけど、電気さえないところが多いんだ」とも話していました。また都市から離れると井戸を作ること自体が難しく、洗い物にしか使えないような水を飲料水として用いるので、病気になる人も多いという話もしていました。
 「私にできることはないか」と尋ねたら、泣きそうな顔をして、「フィリピンの貧困問題を解決することが自分自身のゴールなんだ」と話していました。
 深刻な話なのに、何だか心が熱くなるような会話でした。

トレーニングあるのみ!

 昨日、数IIIの授業で微分の小テストをしようと思っていましたが、断念しました。
 予定では、まず授業の初めの部分で微分の計算の簡単な演習をして、その後前回の続きの説明をして、最後にテストをするつもりだったのですが、最初の演習のところでつまずいてしまいました。
 微分の計算は速く正確に行うことができなければなりません。まあ、まだ入り口のところで、みんなは慣れていないだろうと思い、10個の計算を15分でやってもらおうと考えました。本当は3分程度で処理してほしいところを、ぐっとこらえて15分としたのですが …
 ガ~ン!
 結局、説明なんかをしていたら、30分もかかってしまったのです。

 次回は必ず小テストをします!
 それから、最下位だった子は100円の罰金です!  
 罰金は1位だった子に賞金としてあげることにします!

 
 要するに、原理が分かっても、トレーニングしないとできるようにはならないということです。生徒諸君の健闘を祈ります。

ちょっとしたヒミツを公開!

 稲荷塾では中2から高校数学に入ることを勧めています。
 そうすると高1終了時点で数IIIまで学び終えることができ、大学受験までに2年間の演習期間が確保できるというわけです。
 では、2年間の演習で何をするのでしょうか?
 まず1年目は、必要な知識と技術の完成を目指します。大まかな目安を示せば、この時点で神戸大学の理系学部に合格できる力をつけることになります。
 次の1年で、この知識と技術が自在に使いこなせる状態に持って行きます。一般的で抽象的な議論にも付いて行くことができ、自分で論理を組み立てることもできるようになることを目指します。要するに東大理系に合格できる力を付けることが目標になります。
 これは、東大に受かる資質をもった子が、実際に受かるレベルに到達するのに、平均的にどの程度の時間がかかるのかを考えた結果、このようにするのが妥当であるとして得られた結論です。

 ところで、中2から高校数学に入れなかったらどうすればいいのでしょうか? たとえば、中3から数IAを学び始めた場合、何かいい方法はあるのでしょうか?

 もちろんあります!

 ひとつは個別指導で、数IA、数IIB、数IIIにかける時間を少しずつ短くして、トータルで見て、2年間で高校数学を仕上げる方法です。
 現時点の稲荷塾では3人の生徒がこの方法で学んでいますが、私の対応できる時間に物理的制限があるので、あまり勧められた方法とは言えません。
 もうひとつは、数IIBと数IIIを同時に学ぶ方法です。これはかなり意外性の高い方法で、おそらく多くの高校数学担当者からは、発想外として退けられることでしょう。
 実は私も、そんなことは無理だと思った内の一人です。(これに関しては「小さな数学塾のヒミツ」の「頑張れFさん」に書いています)
 しかし実際にやってみれば、拍子抜けするぐらいに簡単なので、そのやり方を少しばかり紹介したいと思います。
 
 大切なのは順序です。通常のように数列の極限から入ろうとすると、「数列って何?」といったような疑問がどんどんと出て来て、伝えたい本質が伝わらなくなってしまいます。
 そこでどうするかということですが、まず微分の概念を説明します。そしてその応用として接線が求められ、関数の増減が分かるようになることを説明します。
 次に整関数と有理関数のグラフについて説明します。微分により関数の増減が分かると説明したばかりなのに、漸近線と y の符号のチェックだけでグラフの概形が分かることも押さえておきたいポイントです。微分はそれにプラスして、極値点、変曲点を調べるために用いられることを知るべきです。要するに、「式の特徴を見抜く」目を養うことが重要です。
 このようなことをしている内に、数IIBで三角関数が終わるので、そこから関数の極限を説明します。ここから三角関数の微分の話に入って行きます。
 さらに数IIBで指数、対数関数の定義を説明すれば、3つの重要極限の話ができて、指数関数、対数関数の微分の話ができるので、後は何でもありです。
 数列の極限は、数IIBで数列をやってから、おもむろに「数列の復習でもやっておこうか」といった感じで扱えばいいと思います。
 
 いやぁ、ちょっとヒミツに関する話もしてしまいましたが、正直に言って、「このブログを一体誰が読んでいるのだろう?」と思いながら書いているので、対象が生徒だったり、保護者だったり、今日について言えば教育関係の数学担当者だったりするわけです。
 皆さん、コメント等をお願いします。そうすれば、誰が読んでくれているのかが分かり、話題も絞りやすくなると思います。

勉強の仕方!

 数IAの下のクラスでは、復習ノートをテーブルの上に置いて授業を受けることが義務付けられています。
 授業で新しく習ったことは復習ノートにまとめます。
 次に宿題をするときに復習ノートを何度も開いて、習ったことを確認します。
 これだけでもかなり定着率が変わります。
 しかし、必ずずぼらな生徒が出て来て、復習ノートに書いたり書かなかったり、しまいには放棄したりすることになるので、まず作っていることを確認する上でも、復習ノートをテーブルの上に置くこと、これが義務付けられているのです。
 そして私の授業においては何度も当てられます。基本的に、覚えているべきことを覚えているかどうかを確認するために当てるわけですが、正しい答えが返って来るのは5回に1回もないのが実情です。正しく答えられないと、復習ノートを繰るように指示されるわけです。
 もしすぐに必要な情報を見つけられなかったとすれば、それはノートの作り方が悪いか、あるいは使い方が下手なのか、単に使い慣れていないだけかも知れません。
 こうする中で勉強の仕方を覚えてほしいと願っています。
 
 次は高3生についての話題ですが、夏の計画を立て始める時期が来ました。学校という拘束がない状態での勉強は、使い方によっては非常に効果が期待できるものにもなり、逆に無意味に時間を過ごしてしまうことにもなりかねません。
 これが有効に使えるようになると、一生役に立つ自己管理能力が身に付いたことになります。
 私の経験では、1日13時間(1時間かける13)の集中が可能です。
 この話をすると思い出すのは、土曜日のチューターのH君です。彼はこの話を聞くなり
「そんなん無理です!」
と叫びました。
「じゃあ、計画を立ててみ」
と私は言いました。勝つためにはあれをしないといけない、これを押さえておかなければいけない …。
 その結果、彼が出した結論は、13時間でも足りないというものでした。そしてそれを実行して、彼は府立医大に受かったのです。
 ですから、予備校の夏期講習などはできるだけとらない方がいいです。それは、まだ自分で考えてない証拠だと私は思うので …。
 

宣伝?!

 テニスの後、仕事モードに切り替えるためには昼寝が必要です。しかし、私は目覚まし時計は使いません。ほぼ1時間で目が覚めるように体がセットされているのです。えへん!
 ところが、今日は宿敵のカリスマ美容師酒井さんの都合で、いつもは9時から11時までやるところを、10時から12時にテニスをしたのです。その後三栖から帰って来てお昼を済ませて、昼寝体制に入ったのが1時半でした。
 当然のことながら起きたら2時半でした。正直言って驚きました。だって3時の出勤にぎりぎりじゃないですか!
 幸い通勤時間が1分なので間に合いましたが、どたばたでした。いつもより1時間遅れていることをうっかりしていたのです。
 
 さて、このブログは何のために書いているのでしょうか? まあいろんな説明をすることができますが、究極のところ、これは宣伝です。
 今日も「稲荷塾広告担当者様」などという宛名の郵便が届いて、笑ってしまいましたが、そんなものは存在していません。そうです! 稲荷塾は広告が苦手なのです。

 私が?会?大マスターコースをやっていたとき、その宣伝力の強さには、いつも驚き、羨ましく思っていました。だって、夏期講習なんかを企画したら、全国からホテルまでとって集まって来るのですから …。しかし正直に言いますが、稲荷塾の方が何倍もいいサービスを提供しています。
 最近だったら、??館というところがすごい宣伝をしています。ちょっと冷静に考えたら、嘘だとすぐに分かるようなことを言っていますが、短期的に見れば、これが勝つんですよねぇ! しかし内容より宣伝が先行すると必ず、さまざまなほころびが生じるので、結局内容に戻って行かなければなりません。
 ついでに、??Gのように大学数学の知識をチラチラと見せながら、いかにも高級感を装うところも、怪しいと思って間違いありません。何故って、もし大学数学の世界で勝っているんだったら、何も大学受験の指導をする必要がないからです。つまりその世界で負けて降りて来ているということを自ら宣言しているようなものですし、それにそんなものを持ち出さなくても、十分に説明ができるからです。(最近では実績的に随分下火になったという話ですが、そりゃあそうだろうと思います)
 
 他人様を批判しても宣伝にならないのですが、宣伝弱小塾の遠吠えだと思って笑って下さい。

 よしっ! 数IAクラスも新クラスでの再スタートですから頑張って行きましょう!!
 上のクラスに上がった3人については、次のテストで陥落しないように、必死でくらいついて行ってほしいところです。

スナメリ現る!

 和田名人に磯釣りの極意を伝授してもらうために、相生市(兵庫県南西)に釣りに行って来ました。
和田
 しかし、スネメリ(イルカの一種らしい)が出て、名人の腕をもってしても打開できず、ちっちゃな魚がわずかばかり釣れただけに終わりました。
 スナメリは2メートルぐらいあったでしょうか。こんなのに近くを泳がれたら、魚は逃げますよねえ! ボラは沢山飛んでいたので、初めはボラかと思いましたが、水面がもっこりと盛り上がり、ボラどころではない、とてつもなく大きい魚が泳いでいると認識を変えたのですが、それがスナメリだったのです。
 ところで、どうして瀬戸内海のボラは飛ぶのでしょう?? 日本海でも和歌山でもボラは飛びませんよねぇ …。

 行きは3時間、帰りは4時間運転したので、かなり疲れましたが、名人との会話は楽しく、また海の景色、においに心癒され、リフレッシュすることができました。

50を過ぎたおじさんの考えること …

 ニッシーの3日殺しの2日目、超つらいです!!
 こんなときは英字新聞1日4ページが重くのしかかります。
 英語の小説を読むのは楽しみ9割、勉強1割といったところですが、英字新聞を読むのは勉強9割、楽しみ1割というところでしょうか。
 「実力が上がって来ればきっと楽になる筈」、ということと「1日20語ずつ単語を増やせば、1年で7000語を増やすことができる」というニンジンをぶら下げないと苦しいです。

 それではレアジョブのレポートをしたいと思います。
 今日で、始めてから3週間が過ぎました。まず、講師には当たりはずれがあります。はずれの例は、音声の遅延があり、会話になりにくい、つまり使っているコンピューターの性能が悪い子と、純粋に力量不足を感じる子です。あと、性格が今一の子もはずれでしょうか …。
 逆に大当たりの子もいます。大体4、5人に1人ぐらいの割合で大当たりが出ます。こういう子にはブックマークを付けておいて、できる限りブックマークを付けた子から講師を選ぶことにしています。
 
 実は、講師は条件を入力して選ぶことができるのですが、いろいろある条件の中で私が使っているものは「男女」「5才きざみの年令」「出身大学」です。
 えっ? 私が選択している条件ですか?
 えへへへへ … 。出身大学はフィリピン大学です。日本で言えば東大に当たります。あとはまあ、… 

へとへと

 ニシコリ(錦織)、フェデラーに勝つ! ついでに、ニッシー、イナリ氏に圧勝!

 どうもニシと来ればテニスが強くなるのではないかという疑問がわいて来ます。
 えっ? こんなレベルの帰納をしてるやつに数学を習いたくないってか?
 大丈夫です。数学を生活のすべてに持ち込んでいるわけではないということで、授業ではちゃんとやっていますから …。
 しかし今日はもうダメです。むちゃくちゃ疲れました。
 数IIIC及び演習2の諸君、今日のおじさんはパワーがないけど、許してね!

錦織君のインタビューを載せておきます。
Q. How are you feeling at the moment?

KEI NISHIKORI: Feel good, of course. I wasn't really expecting this, not easy, but 6‑2 in the third, that's not easy against him, you know.

Yeah, I played well. I was a little bit tight of course, but he didn't make much first serve in the third set and I was able to attack his second.

I was even more aggressive in the third set, so, yeah, I played well. I'm pretty happy the way I played.

Q. The courts are different this year; last year it did favor Roger's game. How do you think you were able to be aggressive and keep putting pressure on him? He was always on the defensive. How did you do that?

KEI NISHIKORI: Yeah, I guess I like this court. It was a little bit slippery, but it was really good for me. You know, I can hit a lot of forehands to his backhands. I was able to hit backhand down the line and I can change the rhythm a lot.

Of course he made some unforced errors and didn't make first serves, so I had much more chance than him.

Q. I know you've had some very good wins in your career, but a first win over Roger Federer is always extremely special. Talk about that in your career, to beat a player of his quality.

KEI NISHIKORI: Yeah, well, he was my idol. Actually, you know, to beat him, that was one of my goal for my tennis career. It happens on clay and it's amazing. You know. It's not my really favorite surface, you know.

I lost second or third round last week and I was a little bit struggling, so I didn't have much confidence.

But I played good two matches this first and second round, and beat Roger is ‑‑ yeah, I need couple days to celebrate.

世の中は「灘型」に向かい、そして稲荷塾方式に向かう!

 京都新聞の今日の朝刊に、教育大附属京都の中学外部募集を停止するという記事が出ていました。4、3、2制にし、小中一貫教育を目指すと書いてあります。
 これはどういうことでしょうか?

 算数は4年生までに終わらせて、中2の学年から高校数学に入る

 ということであれば、稲荷塾の主張と同じですが、…
いやぁ、私の主張が学校教育の現場で受け入れられる日は来るのでしょうか?そしてそれが上に書いたような形で報道されることはあるのでしょうか?
 どこまでも妄想を掻き立てられるような記事でした!

 さて、そのためには先日原稿を書き終えた、カリキュラムに関する本(仮題「優秀な子には中学受験をさせるな」)を出版するということが絶対に必要になって来ます。しかし、急いで書いたこともあり、家内と岡村さんからは不評だったと、そして修正を試みているというところまで書いたと思います。
 この不評だったという原稿を、ゴールデンウィーク前に作文教室の小西先生に渡し、昨日コメントをもらいました。
 その結果は、実に鋭く、しかもどのように修正して行けばいいのかという指針まで与えてくれるものでした。(実は恐れていた指摘もあり、「本のスタイル全般を直さなければならないのか …!」とショックを受けました)
 まあ、いずれにしてもこれは楽しい仕事なので、1ヶ月ぐらいで仕上げたいと考えています。

 それから、洛南が小学校を作り、それが向日市(稲荷塾のすぐ近く)に来るという話ですが、中学から入って来る生徒との整合性をどうするつもりなのかが非常に興味があるところです。
 それと関連して、今の高1の学年から進度を早く(速く?)しているのは、そのための布石であるように思えてなりません。従来のように中3から高校数学に入れば、高1の初めでは数IIBを習い始める段階の筈ですが、彼らはもう既に数IIBの終わり近くまで来ています。
 まさか「小さな数学塾のヒミツ」が影響を与えたわけではないと思いますが(いや、ひょっとしたらそうかも?)、いい方向に向かっているのは確かです。

必殺のボキャブラリー増量作戦!

 私が発見した英語学習の3つのポイント
「英語の基礎を作るのは多読である」
「単語は英字新聞で増やせ」
「英語に慣れるためにはレアジョブ」
の1つ目については書きましたので、今日は2つ目について書きます。
 英語学習を始めた今年の始め頃、ニュースを聴いてみて、全く聴き取れない原因の1つとしてボキャブラリーが不足していることを痛感しました。
 そこで「コンピューターが選んだTIME基礎語彙1000完全攻略作戦」という本で単語を増やす努力をしてみました。しかし、すぐに分かったのは「こりゃダメだ!」ということです。
 何故って、それは簡単で、それが関心の環の中に入っていないからです。
 これと同じことで、どこで使われるのか分からないような単語を並べたような本、たとえばキムタツのユメタンなんかは何の意味もありません。この本のここからここまでが次のテスト範囲なんだといった具合に、無理やり関心の環の中に入れるというようなやり方はあるかも知れませんが、非常に非効率的であることには変わりはありません。

 ではどうしたらいいのですか?
 関心の環の中に入っている単語を覚えて行けばいいでしょう!

 どこかで聞いたような言い回しになってしまいましたが、これです!
 英字新聞に出て来る話題は、もちろんそのほとんどが関心事項に関連しています。
 しかも私が購読している「The Janpan Times ST」なんかだったら、重要単語の説明が付いていますから、学習の労力が非常に軽減されます。
 また、この手の新聞は学習者のレベルに合わせて、いろんなものが出ているので、場合によっては子供向けのものも選ぶこともできますし、親切にできていると言うことができます。
 「The Janpan Times ST」の場合だと、1週間に1度発刊されていて、1回分が24ページなので、1日に4ページずつ読んで行けばいいということになります。このペースは正直言って、すごくいいです。
 覚えるべき単語を含んだ1文はノートに書き出し、暇を見つけては何度か読むというふうにして行けば、どんどんとボキャブラリーが増えて行くのを実感することができます。
 4ページ読めば、新しい単語が軽く20個は出て来るので、そうすると1日に20個単語数を増やすことになり、1年だと7000個の単語を増やすことになるのです。

 それでは、これで勝てるのですか?
 勝てるでしょう!

 

頑張れないときに頑張れる魔法

 Facebook の投稿に

充電完了!
明日から頑張ろうっと。

というのがありました。
う~ん!
ゴールデンウィークの疲れをどうやって癒そうかと考えている私にとって、このあまりに健全な発言が強烈に心に迫って来ます。
 体が疲れているとき、心が重いとき、それでも頑張らないといけない仕事があるとき、みなさんは何か良い魔法を持っていますか?
 
 人には話したことがなかったけれども、実は私にも最悪を回避する魔法があります … 。
 それは名簿です。授業前に生徒の名簿を見て、顔を思い浮かべるだけで、それをしなかったときと比べて明らかに授業の質が上がります。
 さあ、頑張ろうっと!

ゴールデンウィーク最終日

ゴールデンウィーク最終日は、舞鶴の田井に釣りに行きました。
ガシラ
 まだ水温が上がっていないらしく、厳しい状況でしたが、まあまあサイズのガシラをゲットすることができました。
 釣りの種類にもよりますが、今日のように防波堤からの釣りは、開放感を味わうことができ、いろんなことを冷静に考えることができるので、とてもいいです。
 ただ、ちょっと疲れました。
 おっと、時間が来たので、レアジョブのレッスンを受けて来ます。(今9時57分)

退役軍人達

 今日は三菱電機でテニスをしました。
三菱
 写真左が三菱のザ伝説の中村さんで、右が椿井さんです。椿井さんは今年から70才以上のカテゴリーで全国のベテランジョップ大会を回っています。中村さんも60を過ぎていますが、テニスのために退職せずに残っている(そうすればただでコートが使える)という噂です。
 2人とも驚くほど元気で、テニスも上手いです。それに比べると、私などはまだ青二才に見えて来ます(そんなことはないってか?)。
 それから、どうでもいいことですが、中村さんにしても私にしても右手と左手の太さが見るからに違うのは何とかならないのでしょうか?

 次はニュースです。先日遊びに来た初代塾生の福田がブログの記事をシェアーしてくれた関係で、ブログへの来訪者が増え、最高ランキングを記録しました。20位以内は1ページ目に出るので、とても刺激になります。

inarijukuさんのランキング
学校・教育 229位 (昨日:330位) / 13797人中
塾・予備校 18位 (昨日:26位) / 1012人中
 
 さて、それでは昨日の続きを書きます。英語の学習方法について、私が気付いた3つのポイントは
「英語の基礎を作るのは多読である」「単語は英字新聞で増やせ」「英語に慣れるためにはレアジョブ」
でしたが、これらに共通するのは「自分の関心が及ぶ範囲で勝負する」ということです。
 まず1つ目の「英語の基礎を作るのは多読である」から説明します。
 私が稲荷塾にも英語のクラスを作ると宣言して間もない頃、4年生のときに英検の2級をとった子のお母さんが、アメリカの小学校の教科書について書いた本を貸してくれました。その内容は驚くべきものでした。何と言っても、彼らが常識としているボキャブラリーが、我々日本人にはなじみがなく、しかもその量は相当に多いことに気付いたのです。その本は英語、算数、理科、社会等に分かれていましたが、どの分野でも私が知らない単語がボンボンと出て来ました。
 小学校で習う内容と言えば、かなり生活に密着しているもので、ここに教養の基礎があるのだなと強く感じましたが、ここが大きく抜けているということは、その上には何も積み上げることができないということを意味しており、かなり危機意識を持ちました。
 とりあえず類似の本で、小学校の教科書と中学校の教科書について書かれているものを2冊ずつ買って読みました。そこでの感想は、上で書いた通りのことを確認することができたに過ぎず、どうすればそれを克服することができるのかについては分かりませんでした。
 そうしているうちに、メアリーと話す機会を持つことができました。メアリーはアイルランド人で大学で英語を教えるのが仕事です。この方からうちの娘が1年間英会話を習い、彼女の英語力が劇的に向上したという話は過去に書きました(3月18日の記事)。
 このときに教えてもらったのが、多読という方法です。これが英語の基礎を作るとともに、これにより感覚的に英語を理解することができるようになるのだという説明でした。そこでの注意点は1ページに4つ以上知らない単語が出て来るような本では効果が出ないということで、 oxford university press とか penguin readers から出ている100ページ程度の小説を1週間に1冊程度読み続ければ、大きな力になるということでした。
 これが正しいことは娘の変化を見ても実感しましたが、私も実際にやってみて、自分の成長に驚いています。2ヶ月ほど前には、英文が2ページ目に入ると、そのまま読み続けるのに苦痛を感じていたことが嘘のように、今では100ページ程度の小説を楽しめるようになったからです。
 いやぁ~! 昨日に引き続き沢山書いてしまったので、今日はここまでにして、第2、第3のポイントはまた後日に説明することにします。

何故数学専門塾のブログに英語の話題が出て来るのか?

 稲荷塾は数学専門塾です。 
 もともとは高校生及び浪人生のみが通っていました。ところが、中学生が通って来るようになり、さらに小学生も通うようになる中で、より良いカリキュラムを追求するようになりました。
 今では、画期的カリキュラム「稲荷塾方式」が良いと主張することで、注目を集める(変な塾だと思われる?)ようになりました。それは、小学生の間に中学数学を学んでしまって、中1または中2から高校数学に入るようにすれば、もてる能力を最大限に発揮できるようになるというものです。
 そうすれば、中学及び高校における勉強にも大きな余裕が生まれるので、そのひとつの活用の仕方として、英語に取り組むことを勧めています。
 そして稲荷塾としても独自の英語教育プログラムを作り、来年度から英語クラスを開講することを目指しています。
 ここでの目標は「1年間でコミュニケーションの道具としての英語を身に付ける」ということで、学問やビジネスの現場で使える英語力を修得するということです。
 一見突拍子もないことを言っているようですが、これが夢物語ではないことを立証するために、今年初めから私自身が英語の勉強を始めたというわけです。
 このブログではその途中経過を報告することが多いので、数学専門塾の筈なのに、英語の話題ばかりになってしまっています。

 よしっ、うまく言い訳ができたので(その筈)、英語の話をしましょう。
 このブログで取り上げる英語の話題の特徴は、既に英語ができる人がそのノウハウを紹介するということではなく、英語ができるようになりたいともがいている高校生(場合によっては中学生)に成り代わって、53才のおじさんが英語に挑戦し、暗中模索している内容を報告するというものです。そしてそこで得たヒントを共有したり、多くの方から教えてもらった有意な情報を紹介することで、徐々に洗練された内容に近付いているように思います。
 これまでの発見を整理すると、3つになります。ひとつは「英語の基礎を作るのは多読である」で、次は「単語は英字新聞で増やせ」、そして「英語に慣れるためにはレアジョブ」の3つです。 …
 ひとつひとつの説明はまた後日に分割して行います。

 先日 crime and punishment を読むのに気が進まないと書いていましたが、英語の勉強と思えば読めました。暗く、重いストーリーであることには変わりはありませんが、意外と楽しめました。これは penguin readers の stage 6 です。ちょうど100ページでしたが、知らない単語は10個ぐらいだったでしょうか … 、1個だけ意味を調べましたが、あとは大体こういうことだろうと推測してどんどん読みました。私のもっているボキャブラリーが高校生諸君のそれと比べて多いのかどうかが不明ですが、stage 3 も stage 6 も字が小さくなるぐらいの違いしか感じません。きっと3で慣れれば6まですっと行くと思います。
 この多読はかなり上達したと思いますが、レアジョブの方は苦戦しています。たとえばレミゼラブルの映画の話題になって、どの役をしていた何と言う俳優が印象的だったかと聞かれて「あぁ、うぅ」と大平総理になっている自分を発見します。どんな釣りをするのかと聞かれて、「乗合船に乗ってジギングをする」ってどう言えばいいのでしょう? 何と言う魚が好きかと問われても困ります。
 昨日遊びに来た初代塾生の福田が3年のアメリカ勤務を経て、「映画ぐらいなら分かるようになった」と言っていたのが、限りなくうらやましいです。

 ついでに報告です。今日はボウズのインターハイ2次予選の応援に行って来ました。競り合いの中で、次第に打てなくなり、サーブも入らなくなり、滅びてしまいましたが、それは結果であり、そういう緊張した場面を想定して、どのように練習して来たのか、自分の弱点をつぶすために、どんな計画を立て、どのように実行したのかを考え直してほしいと願いました。
 しかしこれを言うと、嫌がられるので、何時間もおいて、マッサージもしてやって、そうしてようやく言いたいことの半分ぐらいを言いました。意外に素直に聞いてくれたように思います。
 

初代塾生の福田と高井ファミリーが遊びに来る!

 「塾長奮闘記」にも何度か登場する、伝説の初代塾生、福田とその6年後輩の高井君が遊びに来ました。
福田
 写真左の髭の男が福田で、任天堂でゲームを作っています。何ともう38にもなるそうで、時の流れの速さを感じます。真ん中が高井君で小林製薬に勤めていて、お土産にアンメルツヨコヨコとサワデーを持って来てくれました。そして一番右が私で …、何故か一人だけ真っ黒なのが気になります。
 6才も離れている2人の関係が見えにくいですが、福田が学生時代に長年にわたってある塾のチューターをして、そのときに高井君を手なずけ、その後稲荷塾に送り込んだという流れになっています。
 いやー楽しかったねぇ! 企業戦士達の話も興味深かったし、昔話でも盛り上がりました。
 それに、高井君の奥さんは聞き上手で、子供も一番かわいい時期だし、高井君も幸せそうでした。こういうことがあると、私もまた頑張ろうという気持ちにさせられます。

映画「レミゼラブル」

 皆さん、ナイーブな幸運を信じますか?
 私は信じます!
 今日は家内とデートで、映画を観に行きました。当初はリンカーンを観に行くつもりだったのですが、昨日のレアジョブのレッスンで、レミゼラブルがとても良かったからそちらにしたらどうかと強く勧められ、迷いました。ちょうど英語の勉強でレミゼラブルを読んだばっかりだったので、せっかくの感動が薄れるような気がしたのです。そうしたら、夜遅くに帰って来た娘までもが、レミゼラブルにするようにと言うので、結局その勧めに従うことにしました。
 今、その感想は言葉では表現することができないです。文句なくこれは観るべき映画だと思います。
 本を読んだ段階では、「人がそんなに変われるものだろうか」という疑問が残りましたが、この映画は「自分が築いて来た負の現実は変えられる」と信じさせる力をもっているように感じます。

 英語の小説、3、4レベルを3冊ずつ仕入れて来ました。
 まだ読み始めていない諸君が多いですが、高3になるとこの作業は無理なので、早めに取り組むように勧めます。
 大体3、4レベルだと1万単語を読むことになります。6レベルだと3万語ぐらいです。(単語の種類ではなく、小説の中に含まれる全単語数)一説では100万単語を越えたら、何かが起こるそうです。私がこの1ヵ月半ほどで30万単語ぐらい読みましたが、その何かが既に起こりつつあることを実感しますので、嘘ではないと思います。
 場合によっては1とか2レベルの本から始めるべき諸君もいるとは思いますが、そういうレベルの場合は、まだ多読の段階に至っていないのかも知れません。ですから稲荷塾では3のレベルをスタートラインにしたいと思います。
 そうすれば、内容自体も面白く、ためになると感じます。
 今後3レベル以上の本を少しずつ増やして行きますので、「読む本がなくなったから、早く増やしてくれ」と要求するような諸君が出て来ることを期待しています。
プロフィール

inarijuku

Author:inarijuku
稲荷塾について
東大・京大受験のための数学専門塾

著書:
稲荷の独習数学
教学社 




頭のいい子には中学受験をさせるな
メディアイランド




驚きの東大合格率
小さな数学塾のヒミツ
東洋出版

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