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高校数学のベースは何か?

 高校数学を理論と技術に分ければ、数IAが前者で数IIBと数Ⅲが後者になると言ってきましたが、かなり誤差があるので修正します。

 まず「理論」とは基本の考え方と基本の技術で、これがベースになって他の分野を学ぶことになるような内容です。
 それに対して「技術」とは各論になっていて、「理論」の上で運用される分野です。たとえば三角関数、ベクトル、数列など数IIBの各分野は基本的に独立していて、どういう順番で学んでも大差ありません。
 ところが数IAの中の「数と式」だとか「2次関数」は高校数学の基礎理論になっており、ここを飛ばして他の分野を学ぶことはできません。まあ「論理」もこの基礎理論の中に入りますが、他の分野をより深く理解するためには必要ですが、これがなければ他の分野を理解することができないというほどの強いしばりはありません。
 さらに「稲荷の独習数学」(教学社)では「整数」や「不等式の証明」も「数と式」の一部として扱いましたが、これも他の分野を学ぶために絶対に必要だというわけではありません。

 結局高校数学のベースとは何か?
 それは数と式の中の「式の展開、因数分解、整式の除法と剰余、無理式」、それから「2次関数」です。

 何故このことにこだわっているのかと言えば、これが分れば高校数学の学び方が変わるからです。
 たとえば高校受験をして高1から数IAを学ぶような子は、数学について2年も遅れることになり、普通のカリキュラムにしたがって勉強すれば、現役で合格することが非常に難しくなります。そこでこの普通のカリキュラムを縮めて3年分を2年程度でこなそうと思えば、今度は非常に忙しくなります。
 しかし同じ縮めるにしても、どこがベースでどこからが各論かが明確に分っておれば、教え方が変わります。その結果、仮に高1から高校数学に入ったとしても、無理のない形で高1の1年間で数IAと数IIBを仕上げることができるようになるのです。
 正直言って、これまでは私自身がよく分かっていなかったと思います。
 しかし昨年、思いつきで高1のある子に数IAと数IIBを同時にこなす方法を試してみたところ、うまくいきました。
 どうしてうまくいったのか、もっとスムーズにいく方法はないのかと考えているうちに、この「高校数学のベースは何か」と強く意識することが大切だと気付いたのです。
 具体的な方法については書き切れませんが、これで中3から高校数学に入っても、さらに高1から高校数学に入ったとしても、中2から高校数学に入れた子の進度に無理なく追いつくことができるようになります。
 もちろん中2から高校数学に入れるように準備するのがベストです。しかしどこで本気になるのかということについては個人差があり、本気になったところからがスタートだと思うので、この方法を見つけたことには大きな意義があると感じています。

 
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心に隙を作るな

 今日は出勤していてもほとんど仕事がないので、阪大の問題を解きました。
 よくできる子が6割しか取れなかったと心配しているので、どれどれ … とやってみたわけです。
 こうして阪大の問題を1年分通して解くのは久し振りですねぇ。予備校で解答速報に駆り出されたとき以来です。
 そういうことで毎年解いているわけじゃないので、難しくなったのか簡単になったのかが分かりませんが、私の持っている阪大の問題に対するイメージからすると、少し難しいように思いました。私としても十分楽しめたし、6割だったら、負けていたとしても僅差だろうと思います。
 
 まあみんな、発表があるまではいろんな心配がわき起こってくるので、落ち着かない気分だと思いますが、万一に備えて後期の対策を始めることを勧めたいです。
 

卒業式かニッシーレッスンか

 今日はニッシーレッスン。

 いや~ぁ、

 本当に疲れました。
 もう足はパンパンで、心臓はバクバクで生きた心地がしません。
 2次試験を終えた息子も行きたがっていたし、私も彼を盾として使いたかったのですが、さすがに卒業式をさぼるのはどうかということで結局学校に行きました。しかしこんなに死にそうになるんだったらやっぱり連れて行っておくべきだったかとも思います。
 これからしばらく休憩し、もしまた書けるようだったら書きます。

春休みのお知らせ

 塾は3月1日から3月15日まで春休みに入ります。
 新年度は3月16日(月)の週から始まります。

落ち着かない気分

 「稲荷の独習数学」(教学社)の第2校は2、3週間後に届くようです。

 何か急に仕事がなくなって暇なので、今日は仕方がないので京大の問題を解いて過ごしました。
 解いた感想を報告すると、1番から4番はどうにかならないのかというぐらい簡単でがっかりさせられましたが、5番6番は手強い …。
 苦しみつつ楽しめました。
 しかしこれだけ難易度に差があるのもどんなものでしょうか。
 医学部以外の志望者は、「標準的な問題を確実にヒットすればいい」と思うようになりそうな気がします。
 まあ出題する側からすれば苦労が多いのでしょうねぇ …。

 それで受験生たちはどうなんでしょうか?
 みんなの出来が非常に気になります。 
 何かしら落ち着かない気分にさせられます。

勉強法を身に付けよ!

 いよいよ2次試験が始りました。
 うちの息子もいつになく張り切って出掛けて行きました。
 みんな頑張ってほしいです。

 さて中学数学のクラスでは、1年間の勉強を通じて3つのグループに分かれることになりました。
 まずほんの数人は高校数学に入るための準備が十分にできました。
 また数人は高校数学に入るのが難しいです。
 そしてその残りは、結局大半のメンバーということになりましたが、高校数学に入ってから勉強のイロハを学び直すことになります。

 一番最初にするべきことは、こつこつと努力する習慣を身に付けるということです。塾の復習は毎日15分以上やってほしいです。
 次は効率よく学ぶ方法を考えるということです。高校数学に入ると覚えるべきことがそれまでと比べて格段に増えます。これは沢山の演習をすることによっても定着させることができますが、一番の近道は復習ノートを作ることです。
 板書用のノートには自分で問題を解こうとした部分や解答を写したもの等の「覚えるべき知識」ではないものもいっぱい混じっています。この中から「覚えるべき知識」のみを取り出し、整理した復習ノートを作るべきです。
 これを作っていない者は、まず何が「覚えるべき知識」なのかさえ分っていません。「この前やったよね?」などと言われてノートを繰っても、なかなかその箇所が出てきません。結局「覚えておくべき知識」は身に付きません。つまり武器を持たずに闘うのと同じ状況になります。
 まれにこういう努力なしに数IAがこなせる子がいます。まあちょっと頭がいい子ということですが、そういう子でも数IIBは無理です。数IAから数IIBに進むと、「覚えておくべき知識」がさらに飛躍的に増えます。そしてこの数IIBが入試の中心になるので、そこに入るまでに、要するに数IAをやっている間に、勝てる勉強法を確立すべきです。

 中学数学のクラスを通して十分な準備ができなかった子は数IAを学ぶ1年間を通して、この勉強法自体も身に付けてほしいと願っています。そうすれば再浮上の可能性が出てきます。


英語の小説を読もう!

 行って来ました。

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 今日の昼食はかつくらでとんかつを食べました。
 そして、


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 ジュンク堂で英語の本を買いました。
 しかし毎回思いますが、英語の本は高いですねぇ!
 これだけで1万円を超えますから。
 まあこの英語の小説を1週間に1冊読むという宿題は、みんながみんなかっちりやっているわけではありません。2週間や3週間に1冊という子も少なくありませんが、しっかりやった場合は、それだけの効果があると思います。今回もA会話を1年続けて来た小学5年生の子で、この宿題をこなしてきた子が英検2級をとりました。
 この学年でこのレベルに行ってしまうと、あとが楽です。自分の興味の方向に合わせて、楽しんでいるだけで英語の心配がなくなるわけです。
 そういう子のためにも、塾としては英語の本が不足しないようにしておく必要があると感じています。
 さぼっていた子も新年度を迎えるにあたって、心機一転頑張ってほしいと思います。

今日は英語の本の買出し

 昨年の今頃は Carmelia に日本に来てもらうために命懸けで闘っていました。
 まず私が certificate of eligibility を取らないといけませんでした。これは外国人を日本に招聘するために、私自身がそうするに耐えるだけの実績と経済的基盤があるということを入国管理局に認定してもらうものです。もし稲荷塾が法人なら比較的簡単にことが運ぶはずだったそうですが、そうではなかったがために非常に大変なことになり、結果的には弁護士の先生(生徒の保護者)に助けてもらって何とかクリアすることができました。
 そして Carmelia が Visa を取り、遂に視界が拓けたと思った瞬間、POEA というフィリピンの外国で労働する自国民を保護するための組織から exit clearance を取らないといけないと言われ、再び振り出しに戻ってしまったのです。それがちょうど去年の今日です。
 今「5年日記」を見ていて、突然これらのことが蘇ってきました。
 それからも大変でした。フィリピンの大使館とのやり取りは英語しか通じず、加えて彼らの仕事がいい加減なので、何度も「もう無理だ」と諦めそうになりました。
 まあ正直言って、Carmelia が日本に来れたのは奇跡的です。

 ところで今日は来年度の準備のために英語の本を買いにジュンク堂まで出掛けてきます。
 A会話では超初心クラスは別として、週に1冊100ページ程度の英語の小説を読むことが宿題になっています。すると1年で50冊程度を読むことになり、かなり英語の感覚が身に付きます。私自身もこれをやってみて、本当に良かったと思っています。
 それでさらにあと1年、みんなに貸し出す本が不足しないように買出しに行くのです。

 このごろは Carmelia も日本の生活に慣れて、こういう仕事がらみの誘いでなければおじさんの相手をしてくれなくなりました。いいことなんですが、ちょっとさびしいので今日はお昼も一緒に食べて楽しんで来ようと思います。
 


 

気持ちは新年度に向かう

 遂に「稲荷の独習数学」(教学社)の校正が終了しました。

 イエ~ィ♪

 今は新年度をスタートするためにテキストの準備をしています。
 まず必要分だけコピーして、あとは印刷屋さんに製本してもらうのですが、例えば数IAだけで35ページかける40部ですから1400枚のコピーをすることになります。かける7だと …
 そうすると、どういうわけか紙詰まりが起こります。普段は大人しいコピー機なのに、もうイライラするぐらいに詰まるのです。
 それでもし整備に来てもらったとしても、多分数枚のテストではその症状が出ず、「しばらく様子を見てください」なんて言われておしまいになるのです …。
 まあそんなことで苦戦続きですが、今日の数IAは来年度の数IIBのクラスのクラス分けテストなので、私はこの作業を続けようと思います。

 作業自体はそんな感じですが、受験生たちの質問、補習も今日で終了し、気持ちは完全に新年度に向かうようになりました。

 よっし、頑張ろう!

あと1週間で今年度終了

 まず業務連絡です。
 塾は今週いっぱいで2014年度を終了し、3月16日(月)の週から2015年度をスタートします。
 新年度を迎えるにあたり、懇談が必要な場合は3月9日(月)からの1週間で時間を作りたいと思いますので連絡してください。

 「稲荷の独習数学」(教学社)の校正はいよいよあと10ページ足らずになり、おそらく今日中に終わるのではないかと思います。
 しかし何と言ってもかなりの分量なので、微分で説明していたことをまた積分で説明していたり、逆に説明もれがあったりで、そういった不備をなくすのが大変です。それから原稿段階ではこのぐらいの説明でいいかと思っていたことが、印刷された文字になってみると、何か説明不足だと感じたり、見れば見るほどいくらでも修正箇所が出てきます。
 まあ最低限ミスがないようにしたいし、その上で分りやすい説明にすることを目指していきたいです。


今日は絶好調!

 三菱でテニスをして来ました。
 今日は何故か絶好調。
 痙攣による相手リタイヤも含めて3連勝でした。特に宿敵の三菱のドン中村さんに6-1で快勝したのは気持ちよかったですねぇ!
 やはりテニスは攻めないとダメです。攻められても強いのは西村コーチぐらいのもので、我々レベルだと、攻めた方が勝つとしたものです。今日はこうしてこうして … と攻めの構想がどんどん出てきて、こちらのペースでゲームを進めることができたのが良かったです。

 まあしかしちょっと疲れたので、これから仮眠をとりたいと思います。

覚悟を決める

 いや~ぁ、
 
 疲れるほどやってはいけないと昨日書いたばかりなのに、私自身は疲れるほどにやってしまいました。
 今日は起きれないぐらいに疲れており、全身が痛いです。
 しかし昨日の直前演習最終回の採点結果を今日取りに来る子もいるので、採点は急がれるし、今日は午後から5人も面談があるし …。
 まあこれを乗り越えれば、明日「独習 高校数学」(教学社)の積分の校正の残りをやってしまって「上がり」が見えてきます!

 ところで、「独習 高校数学」に販促のために「東大、京大への」とかの一言を付けるという話があり、それは出版社の方が考えてくれることになっているので、私としては何でもいいなぁと思っていました。

 ところが、

 ひぇ~!

 う~ん …

 昨日メールが来て、「稲荷の独習数学」でどうかということになったようです。
 この名前にした場合、絶対に負けは許されません。
 それで「分りました」と返信するのに丸1日かかってしまいました。
 覚悟が必要だったということです。

 いや~ぁ、

 頑張りますわ!!!

疲れるほどやってはいけない

 いや~ぁ、

 約1ヵ月ぶりにテニスをしました。
 予想通り下手くそでしたが、気持ちは良かったですねぇ!
 昨日は1ヶ月ぶりにトレーニングして、今度の日曜日もテニスの予定が入っており、急激に体を動かすことになりました。技術も急激に上ればいいのですが …。

 さてこの頃、「日々こつこつと努力する習慣を身に付けないといけない」と主張していますが、実は、理解力もいいしこつこつ努力する習慣も身に付いているのにうまくいかない子がいることに気付きました。
 まじめタイプで成績もいいけれども、それはやり方を覚えているだけで、高3になってから急に成績が落ちるというような子は結構多いです。そしてそれはかなりの確率で予想できます。そういう子は点数を取ることには興味があっても、理解することには情熱をもっていないのです。
 ところが今話題にしているのは、そういった子ではありません。ちゃんと飲み込む能力を持っているのに成績が伸びない子です。
 正直言って、何故なのかが分りません。
 このニュータイプに属するのは2人の女の子ですが、現段階で推測すると「頑張り過ぎているのではないか」ということです。そして疲れ気味になってしまっていて、学びの楽しさを忘れてしまっているのではないかと心配しています。
 そのうちの1人は、眠たそうでときどき意識を失います。もう1人は何かのプレッシャーに押しつぶされているかのように、訳の分からない議論を展開し、これまでできたことですらできなくなってしまっています。
 
 やるべきことができないのは全然ダメです。
 本質的理解に向かわないのもダメです。
 そして頑張り過ぎるのもダメです。

 特に数学はしっかり睡眠時間をとって健全な生活をしていないとダメなんじゃないかと感じています。
 心に余裕を持って、目をきらきらさせながら取り組んでほしいです。

負債の清算

 いや~ぁ、

 負債を清算するとすっきりしますねぇ!
 
 今日は約1ヶ月ぶりにトレーニングに行って来ました。この前に月曜日に午前中の仕事が終了し、遂に日常が戻って来たと思ったのですが、直後に体調を崩し、うだうだとしているうちに今日になってしまいました。
 久し振りのトレーニングは気持ちがいいと同時に疲れました。やっぱり筋肉がかなり落ちているのを感じてしまいす。また少しずつ上げていかないといけません。
 
 それからたまりにたまっていた BBC ニューズのポッドキャストをやっと聞き終えました。これでまた AJ Hoge の effortless English 中心の勉強に戻れると思います。

 そして耳にかかるほどに伸びた髪の毛をようやくばっさりとやりました。
 ここで稲荷家家訓を再度紹介しておきます。
 「男子たるもの、髪の毛が耳にかかってはならぬ」
 息子からは、
 「むちゃむちゃ気持ち悪くなったやん」
と言われましたが、いいのです。自分としてはすっきりしたのですから。

 で、ふとカレンダーを見ると、2月も終盤ですねぇ!
 稲荷塾は3月から新年度が始るので、今は年度末で、来週には受験生たちの2次試験があり、数IA、数IIB、演習1に入る子たちのクラス分けテストがあります。そして3月16日(月)の週から新年度がスタートします。
 
 昨日も書いたように、勉強の負債を残している諸君はこの時期に一気に清算してしまうようにしてほしいと願っています。

時差ボケ

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 今日家内の誕生日を祝いました。
 本当は一昨日ですが、娘が今日帰って来るということで、ケーキを食べるのを2日ずらしました。
 ケーキを食べるのが目的なのか、誕生日を祝うことが目的なのか、もう既に分からなくなっていますが、無理してずらしたのに、娘は時差ボケでボーとしています。小学生部と中学数学のクラスのチューター、大丈夫なんだろうか?!
 

娘が帰って来る!

 イエ~ィ!

 娘がロンドンから帰って来ました!

 しかし、


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 プレゼントがこれか?!
 
 う~む、

 どうも実像ではないイメージを持たれているのではないかと疑ってしまいます。
 この300ページを超える難しい英語の本を読むのかと思うと、ちょっと引いてしまいます。
 向こうの友達で工学のマスターを持っている男の子にこれがいいんじゃないかと勧められたそうですが、俺のことをどんなふうに表現したのでしょうか?!

 まっ、いいか。
 無事帰って来たことですし …。

数IIBの授業の終わりにあったて思うこと

 昨日の数IIBの授業では、1年のカリキュラムが終了していたので、復習を兼ねてチェビシェフの多項式について話しました。
 これは cos nα が cos α の n 次多項式で表されると言うものですがとても興味深いトピックです。
 みんなは楽しめたのかどうか、気になりますが、実際には加法定理すら怪しい子が混じっていたりして、楽しむレベルに来ていない子が大半だったようにも思います。
 ここで私は2つのことを感じました。
 一つは数IIBを一通り学んだところで、つまり三角関数から始って微分積分まで学んだとき、最初に戻って三角関数の公式等がどの程度に定着しているのかということは非常に疑問だということです。
 これが普通の子です。こういう子は次に数IIIに進む中で数IIBの復習をし、大体定着したところで演習に入り … とやって行く中で何とかなって行くわけですが、「何とか」ならない場合もあります。それではまずいので、これから新年度を迎えるまでの1ヶ月ほどの間に数IIBのテキストを解き直すように言いました。
 数IIBのテキストは35ページあり、1ページにつき復習すべき問題が平均して4問あるとすると(1つのテーマについて2問ずつ問題があるので、復習するべき量はテキストに載っている問題の半分になります)1日約5問解けば仕上げることができます。
 1問10分としても日々1時間程度は取り組まないといけないので、結構のハードワークです。しかしこれはこれまでやるべきことをせずに逃げ回ってきたことの「つけ」なので、やるべきです。

 一方、数IIBを一通り学び終えた段階で身に付けておくべき内容が大体定着している子もいます。
 一体何が違うのでしょうか?
 私が思うにこれは習慣の違いです。
 頭のいい子は、自分がちょっとさぼれば、覚えておくべきことをどんどんと忘れてしまうということを知っています。だからそのための対策をしているだけです。
 それがこつこつと努力するということです。
 私はみんなにそういう子になってほしいと願っています。
 「普通」じゃダメです。
 もう中学生、高校生にもなって「はい、これをして、次にこれをして …」なんて言ってもらわないと何もできないようでは困ります。
 こんなことは自分で決めて、確実に実行すべきです。
 とは言うものの、できない子に「できろ!」と叫んでも効果が薄いので、できるようにするための何らかのサポートはあってもいいし、塾としてもできることがありそうなので、もう少しねちっこい塾に変身してみようかなと考えています。

中学数学はどの程度仕上げればいのか?

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 遂に積分が届きました。
 これが最終章です。つまりこれを校正すれば初校の終了です。

 イエ~ィ!

 さて、中学数学を学ぶ手順についての問い合わせがあり、それに関連してその程度中学数学をやり込めばいいのかという話もあり、一応答えたのですが、少し舌足らずだったので、補足をしておきます。

 中1から稲荷塾に来る場合、1年間で中学数学を仕上げて中2から高校数学に入ります。
 その場合、どの程度に中学数学を仕上げればいいのでしょうか?
 もちろんしっかり仕上げれば仕上げるほど、高校数学が飲み込みやすくなります。
 それで具体的にはどの程度が必要かと言えば、大体、公立のトップ校に受かるぐらいであれば問題はないと思います。
 もともと稲荷塾の数IAのテキストは洛星の新中3年生、それも上位4分の1以上の子が学ぶことを想定して作りました。それはおそらく公立トップ校に合格するレベルと同じか、少し上だろうと思います。
 ですからその程度に中学数学が使いこなせるレベルにいれば、自然に高校数学を理解して行けるだろうと感じているということです。
 ところが今や中2から高校数学に入るようになりました。
 そうであればレベルを下げればいいのでしょうか?
 まあ実際にはレベルは下がってしまった、と先日のブログでもぼやいていたわけですが、本音は下げたくないのです。
 そして下げずにやっていく方法はきっとあると信じます。

 もう少し具体的に書きます。
 たとえば灘中に受かるような子は、この2月に1か月間だけトレーニングすれば、もうそのレベルに到達します。つまり公立トップ校に受かるレベルに到達するということです(実験済み)。
 今年の稲荷塾中学数学のクラスで言えば、25人中、5人は高校数学に入って行くのが難しい状況だと報告しましたが、逆に上位3、4人は期待しているレベルまで成長しました。中間層は高校数学に入ってから伸びてもらうことになります。
 まあ正直に言って、中学数学のクラスはほとんど引っ張っていません。むしろ「カリカリする必要はないよ」とダッシュして行きそうな子を押さえているぐらいです。それよりは「1日15分でいいからこつこつと努力する習慣を作ってほしい」などと主張しているのです。
 これは本音が半分、もうひとつはガツガツの塾がやっていることへの批判が半分といったところですが、もう少しうまくやればきっと上に書いた上位層の率を上げられるだろうと楽観的に考えています。

 授業の時間が迫ってきたので、またいつかじっくり考えてから書きたいと思います。
 

 
 

春の訪れ

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 この頃はっきり日差しが明るくなりました。
 「春近し」と思っていたら、駐車場の木にゴイサギがとまっていました。
 久し振りに見たので、おおっ、これは春を告げる鳥じゃないのか?! と喜んで写真におさめました。
 で、うちの虫博士(虫に始まり、生物一般に詳しい)に見せたところ、
 「1年中いると思うで」
ですって。
 
 う~ん、残念。

 まあしかし、とてもいい天気で、思わず「は~るの~うらぁらぁの~♪」と歌い出してしまいます。
 受験生たちにも春が訪れますように!

幸先のよい合格!

 遂に午前中からの出勤が今日で終わりになりました。

 イエ~ィ!

 ちょうど今週で受験生たちの直前演習も終わりになるので、意識を集中して対応したいと思います。

 幸先よく府立医科大学に推薦で合格した子もいて、先週の土曜日に早速チューターとして働いてもらいました。その日はタイムリーに物理、化学の質問をしにきた受験生がいて、大活躍でした。

 ところで、推薦で合格するということは卒業後京都で仕事をするということを含んでおり、その前提でかなりの奨学金が出ます。去年も滋賀医大に受かった子が成績優秀で、同様の奨学金をもらうことになりましたが、本人もあっと驚くほどのものなので、期待が大きいということです。
 実際、都市部では十分な医師を確保できるとしても、少し離れると急に医師不足になっているそうで、そういう学生から人気のないところでの勤務を受け入れてくれる学生を捕まえるということがとても大事なようです。
 まあ頑張ってほしいです。

A会話の空き状況

 A会話の予約状況を報告します。
 
 完全に空いているのは
 月曜日7時10分から
のクラスのみです。

 グループレッスンでレベルが合えば入れるクラスはたくさんあり、次の通りですが、この中にはレベルを合わせるのが非常に難しいクラスも含まれています。

 月曜日5時から 小学3年生のクラス
 月曜日6時5分から 高1生のクラス
 月曜日8時15分から 高2生のクラス
 火曜日5時から 小学4、6年生(男子)のクラス(レベル高い)
 火曜日6時5分から 小学6年生、中1生(女子)
 火曜日7時10分から 中1、中2生
 水曜日7時10分から 中1、中2、中3生
 木曜日6時5分から 高2生
 金曜日8時15分から 高1生
 土曜日5時から 高1、高2生

以上です。

ペットの散歩

 王将にお昼を息子と食べに行って、店を出たら雨が降っていました。
 こういう場合、走った方がいいのか歩いた方がいいのかで議論になりました。
 上に向いた面について言えば、走っても歩いても単位時間にかかる雨の量は一緒だから走って雨に触れている時間を短くした方が得です。ところが鉛直方向にの面(つまり体の前面)ついてみれば、走ると、おそらく速度に比例して雨がかかる量は増えると考えられます。ということは走っても歩いてもかかる量は同じということになります。

 しかし、

 走ると前傾姿勢になり上に向いた面の面積が増えます。
 いやいや、雨が鉛直方向に降るとは限っていません …。

 いや~ぁ、難しい!

 そんなことを話して歩いているいるうちに家に着きました。

う~ん、忙しい!

 いや~ぁ、

 忙し過ぎます。
 するとどうしてもいろんなことを我慢するようになります。
 私の場合はまずトレーニングをカットしました。もう3週間もジムに行っていません。これは非常にまずいので、来週になったらすぐに再開し、20日の中井さんたちとのテニスに備えようと思います。
 それから英語の勉強がさぼりがちになります。特に BBC ニュースのポッドキャストは毎日1本か2本届きますが、1本が大体30分なので、ついつい後回しにした結果、17本も溜まってしまっていました。単純に計算すると8時間半ですよねぇ!

 ひゃ~!

 この負債の清算に3日前から取り組んで、ようやく11本溜まっているという状況まで持ってきたところですが、まだまだ道のりは遠いです。
 それにこの努力は効果が見えにくいだけにちょっとつらいです。BBC ニュース、私にはかなり難しく感じます。本当に成長しているのだろうか? というわけです。
 まあしかし、スピードラーニングのポッドキャストなんかは、聞き始めた頃は相当に速くしゃべっているように感じていたのが、今はほぼ聞き取れるようになったので、成長はしているはずだと信じつつ頑張っているところです。

 おおっ、

 次の面談の時間が近付きました。
 今昼食をとりに家に戻っていたのですが、また出掛けます。
 もし余裕ができたなら、また書こうと思います。

 See you !

精読と多読

 もうすぐペラペラガイが塾を卒業してしまいますが、彼との数学のひとときは私の楽しみのひとつでした。
 正直言ってちょっとさびしくなりますが、今度はNちゃんが私を楽しませてくれそうです。彼女はまだ高1ですが、既に演習2に参加しており、よく勉強しています。こういう子の質問はなかなか骨があり、おもしろい問題であることが多いです。
 つい先日も「久々に感動した」などと書いていましたが、昨日の質問も結構のものでした。さっそく家に帰ってから、息子を捕まえていっしょに解きました。

 いや~ぁ、

 楽しかったですねぇ!

 さて、再び作文教室の小西先生のポストを紹介しておきます。

 多読と精読が国語力を育てる (言葉の森作文ネットワークより)

 毎日の自習は、国語や作文の本当の実力をつけるためのものです。そのための最も有効な自習は、好きな本を毎日読むこと(多読)と、少し難しい言葉や言い回しのある文章を繰り返し読むこと(精読)です。これと正反対の国語の勉強が、国語の問題集を解くような勉強です。

 ここは、きわめて多くの人が誤解していることですが、国語の問題集を解くような勉強をしても、国語の実力はつきません。数学の勉強法は数学の問題集を解く形でしかできませんから、多くの人はその延長で国語の勉強も問題集を解くような形を考えてしまいます。そして、実際に、学校でも塾でも通信講座でも、国語の勉強として教えられる方法は、この問題集を解く形の勉強法なのです。


 ところが、実際に中学生や高校生で国語の得意な子を見てみると、そういう問題集を解いて力をつけたというような子はいません。国語の得意な子は、問題を解くような勉強をしなくても生まれつき得意なのだと言う人もいます。しかし、それは生まれつきではなく、毎日の生活の中で自然に多読と精読をしてきたおかげなのです。

 小学校時代の学力の基本は国語力です。算数などの教科は、あとから取り組んでも時間をかければできるようになります。国語だけは時間をかけてもなかなかできるようにはなりません。だから、小学校時代は、勉強よりも宿題よりも、読書を優先させるぐらいでちょうどいいのです。学校の宿題が多くて大変なときは、お母さんが代わりにやってあげてもかまいません。そして、子供には確実に読書の時間を確保しておくことです。

■親が本を読む姿を見せること

 子供に本を読ませる秘訣は、まず毎日のページ数を決めて読ませることです。例えば、毎日10ページ以上というページ数であれば、だれでも本を読むことができます。本にはもともと読み手を引き付ける力がありますから、毎日読んでいれば、必ず読むことが好きになります。

 そのためには、子供の実力に相応の少し易しめの楽しい本を読ませることです。「怪傑ゾロリ」のような本でも、子供が楽しんで読んでいれば、それがいちばんいい本です。

 子供が読書好きになるもう一つの方法は、親も同じように親の好きな本を読む姿を子供に見せることです。親の読書好きと子供の読書好きには、高い相関があります。子供のいる前で親が本を読んでいる姿を見せることが最も簡単な読書の教育です。

■精読とは繰り返し読むこと

 さて、多読で読む力の基礎をつける一方、もう一つ大事なのは、精読で読む力をつけることです。しかし、精読とはじっくり読むことではありません。繰り返し読むことです。やや難しい文章を繰り返し読むために最も役に立つ方法が音読です。

 音読をすすめる人の中には、何のために音読をするのかわかっていない人がかなりいます。ただ昔からある方法だからという理由で、昔からある有名な文章を音読させることが目的のようになっている音読のすすめがほとんどです。そうではなく、音読の最も重要な意義は、繰り返し読むためには音読が有効だということにあるのです。

 難しい文章であっても、繰り返し読んでいると、読むつれて内容が理解できるようになってきます。文章の理解というのは、知らない言葉を調べたり、文章の意味を人に聞いたりする中でできるのではありません。そういう方法は、理解できた気がするだけで、読んだものが自分の血や肉になる読み方ではありません。文章は、丸ごと繰り返し読む中でそのエッセンスが自分の理解力を育て、その中の表現が自分でも使えるようになるのです。この音読をもっと徹底させたものが暗唱です。

校正は進む

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 「独習 高校数学」(教学社)の校正は微分と積分を残すのみとなっていますが、今日微分84ページ中45ページまで進みました。

 いや~ぁ、

 何か終わりが見えてきたような気がします。
 そしてこの忙しさも、おそらくあと1週間程度のことだろうと思われます。
 今は、受験生のことと新入塾生のことで全く違うベクトルが入り乱れ頭がごちゃごちゃしていますが、もうしばらくすると一つの方向に向かって動き出せるだろうと感じています。
 そういうことで、さまざまな不備も出ていますが、許してください。
 
 

恐るべしラインの力

 昨夜、息子が1階から駆け上がって来て携帯を差し出すので見てみたら、娘の顔が出ていました。
 ああ、ラインで写真を送ってきたのだなと思った瞬間、その顔が動き始め、しゃべり出すじゃないですか!
 
 ひぇ~!

 ラインってすごいですねぇ!
 無料でビデオ通話ができるんですねぇ!!!
 これってスカイプと同じじゃないですか!
 
 まあ機械オンチの私にとっては驚きの体験でした。
 それはそうと、娘は楽しんでいるようです。ロンドン橋、大英博物館、ビッグベン、バッキンガム宮殿、… と観光をして、今朝はドイツに行くようです。泊めてもらっている友達(アラモ)の両親にもよくしてもらっているようで、安心しました。

才能を伸ばす

 まず確認しておかなければならないのは、みんな何らかの才能を持っているということです。
 その中には、目立つものもあるけれども目立たないものもあります。
 何かの分野で実績を上げていくような才能は目立ちますが、そうでないものもあります。
 
 稲荷塾は勉強の分野で実績を上げていくような子を育てたいと考えているので、どちらかと言えば目立つ才能を追求していると言えます。これは私自身の性格によるところが大きいと思います。テニスで勝つ、大学に合格する、… こういう勝ち負けがはっきりすることが大好きだということです。
 しかしこういうことばかりを追い求めていると、人間関係がぎくしゃくしたり、心の豊かさが失われたりする恐れがあります。

 そのことで我が家でも多くのぶつかり合いがありました。
 もともと感じ方も違えば育った環境も違う人が一緒になり家庭を築くわけですから、当然と言えば当然ですが、あるときは家庭の崩壊の危機に至るような葛藤もあったのです。
 私は私で正しいと思っていたわけですが、あるとき全く違う価値観が存在することに気付かされました。
 家内が言うには、私は実績を追及し過ぎていて、その故に家庭の中がぎすぎすしているというわけです。

 「自分がそこにいていいと思える家庭にしたい」

 う~む、

 これは私が知らなかった才能だと思いました。確かに子供たちは家内のことが大好きです。しかし私のことはどうなんだろう …。

 そういうことで、目に見える才能のみを求めてはいけません。
 そしてそれを知った上で、もし、その子の物事を理解する能力が高いのであれば、それを伸ばしてやりましょう。稲荷塾方式は、そのとても有力な方法の一つだと私は信じます。

思考の源は国語力

 稲荷塾が個別指導を脱して塾としてスタートしたとき、ある生徒の保護者の方に随分お世話になりました。
 当時のチラシは私がワープロで作ったものであり、それを予備校のリソグラフで印刷した、いかにも怪しいものだったので、当然生徒もほんの少ししか集まりませんでした。そういった状況を見ながら、その保護者の方は洛星の名簿を持って来て、これで生徒募集をするようにと勧めてくれました。
 おかげで洛星の生徒を中心に稲荷塾の基盤ができました。
 今は個人情報の保護ということで名簿が作られることはなくなり、チラシでのみの募集になったので、いろんな学校の生徒が集まるようになりました。
 ですが、出だしがそういう事情だったので、稲荷塾の数IAのテキストは洛星の中3の子が学ぶということを意識して作られています。
 それを今や稲荷塾では中2の子が学び、中には中1の子も混じったりしているので、正直に言って稲荷塾のレベルは下がりました。
 一応、理論上は「ちゃんと準備すれば中3であろうと、中2であろうと同じように理解できる」と主張しているのですが、一番大きな違いは日本語の理解能力です。ですから、このぐらいの話をすれば飲み込めるはずだと思って説明しても、もう一段階丁寧にしゃべらないと通じないということが増えました。勢い、伝えようと思っていることの80%程度しか話せていないなぁというのが実感です。
 それでも中2から高校数学に入って、演習のための2年間を準備することの意義は大きく、トータルで見れば中3から高校数学に入るよりかなり有利になっているので、稲荷塾方式を進めて行こうと思いますが、何らかの対策は必要だろうと考えています。
 要するにレベルを上げたいのです。ぶっちゃけた話、稲荷塾の中2の平均が洛星の中3の上位4分の1ぐらいになればいいなと願っています。

 では、そのキーは何でしょうか?

 一つは、何と言っても作文教室です!
 最近作文教室の小西先生のポストを2回連続で紹介しましたので、それを参考にしてもらえればありがたいです。
 その主張するところは、私の言いたいことと完全に一致しています。 
 

長岡京市に灘以上の集団を作るぞ!

 かつて「長岡京市に灘以上の集団を作るぞ!」と叫んだことがありました。
 これは勇ましい発言ですが、いささか現実性に欠けます。
 例えば錦織が世界一になると宣言すれば、「おぉ、そうか!」とみんなが応援するでしょうが、他の日本の選手が同じように言ったとしても、誰も相手にしてくれません。じゃあまず、4大大会の本戦に出るのは当たり前で、コンスタントに2つ、3つ勝つようにしろよと言いたくなるわけです。
 このように現実を伴わないというか、段階を踏まない理想は空しく響くだけです。
 だから稲荷塾も段階を踏んでいかなければなりません!

 この前 Carmelia に学ぶという題で、クラスのレベルをそろえ、学びやすい雰囲気を作るための努力をするべきじゃないかということを書きました。
 このように書けば当然のことのように聞こえますが、実際には、その基準に合わない生徒に移動してもらう、あるいはやめてもらうということを含んでいるわけで、難しい問題です。
 これまでは、来るものは拒まずという姿勢でやってきました。まわりによほど迷惑をかけるような子でなければ、やめてもらったということはありません。
 何とかいい習慣を身に付けて、大きく飛躍してもらうことを期待してきたわけで、実際に、驚くほどの成長を遂げたというような成功事例も沢山あります。
 しかし全部が全部そうなるわけではありません。

 稲荷塾も成長し、自宅の一室で運営する個人塾という段階を超えたので、そろそろ一定の基準を設けるべきときが来たのではないかと感じているということです。

 具体的には、小学生部、中学数学のクラス、高校数学の各クラスの3つに分けて、おおまかな基準の設定を考えています。
 まず小学生部では進度です。
 稲荷塾の小学生部ではできるだけ簡単に1年分が終了するように、薄く簡潔な問題集を使っています。そうするとどんどん進み、子供たちは達成感を味わい、学びの喜びを感じやすいのです。
 ところが、自分の学年より2学年、3学年 … と上のことをするようになると、だんだんと進度が鈍ってきます。そしてたとえば、小学4年生の子が中1の数学をするとすれば、大体半年で仕上げてほしいのですが、8ヶ月、9ヶ月 … とかかるようになると、目の輝きがなくなってきます。これは黄色信号です。まあ8ヶ月は許容範囲としても、10ヶ月以上はかなりまずいです。そういう子はどこが分っていないのか分らない状態になっていることが多く、楽しさを味わうことができなくなっています。
 一応、まずいなと感じれば、元に戻ってやり直すようにはしていますが、失ったモチベーションが回復できないケースが多いです。
 もちろん、速ければいいというものではありません。中には、何か競争のようになって速く進もうとする子もいますが、そういう子はどこかで急に頓挫するとなりやすいのです。

 次に中学数学のクラスですが、これは1年で高校数学に入るための準備ができるかどうかということです。
 中学数学のクラスは、簡単なプリントで中学数学全般を学ぶ、稲荷塾テキストで理解を深める、高校の入試問題でトレーニングをするという3段階で高校数学に入るための準備をします。
 ひとつはこのメニューがこなせるかどうかという進度の問題があります。しかしそれ以上に、理解度が重要です。やり方だけを覚えているような子は高校数学に対応することができません。
 今年の中学数学のクラスで言えば、25人の生徒のうち5人ばかりはかなりまずい状況です。
 これまでは「かなりまずい」子でも高校数学のクラスに入れていました。その中で彼ら自身が苦しみつつ、打開策を見つけ出すことを期待してきました。
 しかしそのゆえに数IAのクラスのレベルが下がってしまったのは否定できません。
 やはり一定の基準を定める必要があるのではないかと感じています。

 最後に高校数学の各クラスについてです。
 これはやるべきことを実行するかどうかです。
 たとえば数IAの授業を受けるとしたら、その次の週に再び顔を合わすまでに習ったことを身に付けて来るという努力が必要です。まあ大まかに言って、2時間の授業には2時間の復習が必要だと考えています。さらにこれをどこかでかためて実行するより、日々15分程度ずつ習慣的に行う方が効果的です。(15分かける6日だと1時間半にしかなりませんが、これでも大丈夫です)
 そしてこれをやっているかどうかは単元ごとのテストの結果に現れ、10点や20点の子はできていないと言わざるを得ません。
 もちろん点取り虫は困りますが、テキストの問題をもう一度解き直すぐらいの努力は絶対に必要で、こんな当たり前のことができないようでは失格です。
 実際この当たり前のことができないような子がクラスにいると、クラスのムードが悪くなります。
 ですからこの基準は断乎実行しようと思います。それでこそ楽しいクラスができると信じます。
 
 小学生部、中学数学のクラス、高校数学の各クラスについての基準を書きました。
 ピリピリした雰囲気を作ろうとしているわけではありません。
 むしろその逆で、学びの楽しさを味わう雰囲気を作りたいし、頑張る子が水を差されるのを防ごうとしているのです。
 そして、「長岡京市に灘以上の集団を作るぞ!」と行きたいわけです。

アラモ

 朝起きたら、娘がイギリスの友人宅へ着いたとのメールが来ました。
 何と丸1日かかったのですねぇ!
 しかしこの友人、実にのんびりしているようです。この前、ドイツへのフライトチケットを「私は取ったから同じ便のを取っておいて」と言われて娘が戸惑っていたと書きました。今度は空港で1時間待たされたようです。
 そういうことで、あだ名は「アラモ」と決定しました。
 みなさん、アランラッド主演の「シェーン」という西部劇をご存知ですか?
 ちょっと古過ぎて、誰も知らないと思いますが、いい映画です。
 と言っても、内容は私もほとんど覚えていません。ただ覚えているのはラストシーンだけで、それがいいのです!
 シェーンが活躍して村を去って行くときに、少年が「シェーン、カムバッ~ク!」と叫ぶのですが、シェーンは馬に揺られながらゆっくり去って行くわけなんですねぇ。そのときに流れる曲が「遥かなるアラモ」、実にのんびりしたいい曲です。
 これは私が子どもの頃の映画なので、おそらく45年ほど前の作品です。
 まあそういうことで、のんびりしたやつがいれば「アラモ」。これは我が家での定跡です。
 実は、我が家にも元祖アラモがいるのですが …。
 受験直前で普通の人なら焦るべきところなのに、国語の勉強だとか言って、
 「しんでるシャープペンはしんでない」
 「しんでないシャープペンはしんでる」
などと訳の分からないことをのたまうやつが。(芯出るシャープペンは死んでないとも、死んでるシャープペンは芯出ないとも取れる)

 それはそうと今朝は雨が降っていました。
 三菱のコートはクレーなので、雨が降るとコートがぐちゃぐちゃになって、その後しばらく使うことができません。
 それで今日のテニスは流れました。ある意味助かりました。このところ風邪でしんどく、それに仕事に追いまくられてむちゃむちゃ忙しかったものですから、もし今日テニスをしていたら、そのまま昇天だったかも知れませんから。
 それで朝食後寝ました。昼食で一旦起きて、また寝ました。そして午後4時前に起きてこれを書いています。

 いや~ぁ、

 記録的に寝ましたねぇ!
 回復したようでもあり、していないようでもありますが、少なくともブログを書く気力は戻りました。
 これからまた塾に面談に行って来ます。
 まあ、頑張りま~す!

 
プロフィール

inarijuku

Author:inarijuku
稲荷塾について
東大・京大受験のための数学専門塾

著書:
稲荷の独習数学
教学社 




頭のいい子には中学受験をさせるな
メディアイランド




驚きの東大合格率
小さな数学塾のヒミツ
東洋出版

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