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モチベーション

 先日、将棋の河原林さんが遊びに来た時に面白いことを言っていました。
 近年、立命館の学生が強過ぎて、一般プレーヤーが勝ちにくくなったと書きましたが、そういう中でよく勝ったねぇ、という話をしていたとき、特別なことは何もしていないと言っていました。
 大会に出たのも1年ぶりだったし、クラブにも行っていないそうです。
 大切なのはそこで集中できるかどうかだ。
 ですって!
 将棋ではミスなく闘うということが非常に難しいです。特に大会に出て、手の内も分からない相手と連戦すれば、必ず先にミスをして形成を損ねてしまうということがあります。そういうときに、不利だけど、まだ負けではないし、挽回のチャンスはあるはずだと見切れるときは調子がいい、調子が悪いときは決断ができないで、時間だけが過ぎて行って、チャンスを掴むことができない、今回は調子が良かったと言っていました。
 河原林さんはもともとコンピューターのプログラマーで、退職して時間ができたら将棋ソフトを開発したいと考えているようです。すでにいくつかの案はあるようで、以前にコンピューターソフトの大会で3位に入賞した川端君(やはり京都工芸繊維大学出身で、私の昔の仲間でもある)に影響を与えたのも河原林さんだったようです。
 つまり、特別なことはしていないと言いながら、ずっとモチベーションを維持し続けているのです。
 
 モチベーションが大切です。

 将棋界をリードし続けて来た羽生世代が、今年に入って調子を崩しているようです。
 これはモチベーションの問題だと私は見ます。
 そこそこの年代になると、将棋のみに情熱を注ぐということが難しくなるのです。

 これはテニスでも同じです。 
 以前、下降気味で引退が囁かれる中で、サンプラスが全米を取ったことがありました。
 やっぱりサンプラスはすごい、まだまだやれる、と私は思いましたが、西村コーチは、ぼそっと「これで引退するなぁ」と言ったのです。
 えっ? と思いましたが、その通りになりました。
 もうモチベーションを上げることができない、と西村コーチは見ていたのです。
 
 う~む、
 
 そういうレベルで闘ったことがある人のみが分かる世界だと感じましたが、それ以来、私も物の見方が少し変わったように思います。

 数学の勉強でもモチベーションが大切です。
 心が揺れる子は伸びません。
 能力があっても、それを発揮しなければ意味がありません。
 じゃあ、どうしたら能力を発揮することができるのでしょうか?
 そこに集中することが大切だし、その集中を支えるのはモチベーションであり、心の安定です。

 
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Author:inarijuku
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